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J-GLOBAL ID:201902238353892326   整理番号:19A0394075

超氷温ジェルアイスを用いた冷凍魚解凍後の脂質過酸化指標の評価

Evaluation of Effects of Superchilling (Super Hyo-On) Gel Ice Thawing on Lipid Quality of Frozen Fish
著者 (5件):
資料名:
号: 19  ページ: 1-6  発行年: 2018年03月30日 
JST資料番号: F2245A  ISSN: 2432-2660  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ジェルアイス(GI)は氷の直径が0.1~0.5mmという微細な球状をしており,海水とスラリー状に混合することによってジェルのような物性をもった冷媒である。GIは,塩濃度を変化させることで氷温域から-10°Cの任意の温度を調節できる。現在,解凍処理の冷媒として,GIの温度を-3°Cに設定した超氷温ジェルアイス(超氷温GI)の開発を進めている。そこで本研究では,解凍時の冷媒としての超氷温GIの有用性を検証するため,超氷温GIによる冷凍魚介類の解凍後の脂質過酸化指標に及ぼす影響を評価した。冷凍魚介類として,冷凍マアジフィレ,ブリフィレ,マグロ赤身およびモサエビを用いた。これらを用いて,流水解凍,-1°Cでの24時間解凍(氷温解凍区),および超氷温GI(-3°C)での24時間解凍(超氷温GI解凍区)処理をおこなった。処理後,可食部を採肉し,総脂質のチオバルビツール酸(TBA)価とα-トコフェロール(α-Toc)量を分析した。流水解凍区(未凍結に相当)と比較して,超氷温GI解凍処理は,これら二つの分析項目に変化はみられなかった。このことより超氷温GIは,冷凍魚の脂質の過酸化を進行することなく,解凍することができる冷媒として有用である可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (3件):
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動物性水産食品  ,  食品の冷凍・冷蔵  ,  食品の品質 
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