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J-GLOBAL ID：201902239306319293   整理番号：19A1249391

θナノピペットを用いた走査型イオンコンダクタンス顕微鏡を用いた局所電気泳動堆積に基づくマイクロピラー作製

Micropillar fabrication based on local electrophoretic deposition using a scanning ion conductance microscope with a theta nanopipette

著者 (5件)： YOSHIOKA Masayoshi (Shizuoka Univ., Hamamatsu, JPN) ,  MIZUTANI Yusuke (Niigata Univ. Graduate School of Medical and Dental Sci., Niigata, JPN) ,  USHIKI Tatsuo (Niigata Univ. Graduate School of Medical and Dental Sci., Niigata, JPN) ,  NAKAZAWA Kenta (Shizuoka Univ., Hamamatsu, JPN) ,  IWATA Futoshi (Shizuoka Univ., Hamamatsu, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 58  号： 4  ページ： 046503.1-046503.7  発行年： 2019年04月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,二重バレル化θナノピペットを用いた走査イオン伝導度顕微鏡(SICM)による,新しい局所電気泳動堆積法を開発した。ナノピペットの一つのチャンネルを,ピペット-基板表面距離を制御するためのSICM機能のプローブとして使用し,Auコロイド溶液を充填した他のチャネルを電気泳動堆積に用いた。SICM機能を用いて基板の近傍にピペット端を位置決めした後,コロイド状Auナノ粒子を基板上に電気泳動的に堆積した。堆積は液体環境で行い,コロイド溶液の乾燥からピペット開口部の閉塞を防ぐことにより,再現性のある作製を実現した。堆積を維持しながらピペットを上方に移動させることにより,サブミクロン直径のマイクロピラーを作製することに成功した。作製したピラーの機械的性質を,荷重力を適用することにより,市販のマイクロカンチレバーを用いて評価した。平均Young率は約32GPaと計算された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *実験用器具 ,  *走査型トンネル顕微鏡 ,  *電気泳動堆積 ,  *微細構造 ,  プローブ ,  コロイド ,  *ナノ粒子 ,  微粒子 ,  機械的性質 ,  片持梁 ,  Young率
準シソーラス用語： *ナノピペット ,  *走査型イオンコンダクタンス顕微鏡 ,  *マイクロピラー ,  金コロイド ,  *Auナノ粒子 ,  サブミクロン粒子 ,  マイクロカンチレバー

分類 (2件)： 金属薄膜  (BK14030T) ,  クロマトグラフィー,電気泳動  (CC01050S)

引用文献 (38件)：

• J. Hu and M. F. Yu, Science 329, 313 (2010).
• J. Li, I. Rozen, and J. Wang, ACS Nano 10, 5619 (2016).
• M. E. Stewart, C. R. Anderton, L. B. Thompson, J. Maria, S. K. Gray, J. A. Rogers, and R. G. Nuzzo, Chem. Rev. 108, 494 (2008).
• Z. Xiang, J. Liu, and C. A. Lee, Microsyst. Nanoeng. 2, 16012 (2016).
• D. Meng, M. Erol, and A. R. Boccaccini, Adv. Eng. Mater. 12, B467 (2010).

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノピペット ,  走査型イオンコンダクタンス顕微鏡 ,  電気泳動堆積 ,  マイクロピラー ,  作製