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J-GLOBAL ID：201902239564844184   整理番号：19A2733708

架空地線の表面温度に着目した落雪対策の研究

Study on Prevention Method of Snow Lump Shedding from Overhead Ground Wire Focusing on its Surface Temperature

著者 (7件)： 堀康彦 ((一財)電力中央研究所) ,  屋地康平 ((一財)電力中央研究所) ,  宮崎悟 ((一財)電力中央研究所) ,  田邊一夫 ((一財)電力中央研究所) ,  西原崇 ((一財)電力中央研究所) ,  水野公平 (関西電力(株)技術研究所) ,  山田勝 (関西電力(株)技術研究所)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 139  号： 10  ページ： 620-628(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 架空地線からの落雪はビニルハウスや車両などを損傷させることがある。架空地線は,着雪を防ぐためにPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)テープを巻きつけているが,完全には防ぐことができない。本論文では,人工着雪試験を行い,電線表面温度に焦点を当てて落雪の発生条件を研究した。電線表面温度が約2~3°C高く保たれると,着雪は見られなかった。また,電線表面温度が約4°C高く保たれると,様々な外部自然雪条件に対して着雪は見られなかった。さらに,種々の環境条件下での電線表面温度の推定法を提案する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： OPGW ,  *表面温度 ,  *雪害 ,  架空線路 ,  *着雪 ,  ビニールハウス ,  安全管理 ,  電線 ,  *試験 ,  温度制御
準シソーラス用語： 落雪 ,  *架空送電線 ,  人工着雪試験 ,  自然着雪試験

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分類 (2件)： 送電  (NB05030G) ,  電気安全  (NA01070T)

引用文献 (10件)：

• (1) “Overhead transmission technologies against natural phenomena and disasters”, Electric Technology Research Association, Vol. 65, No. 3, pp. 79-87 (2009) (in Japanese)
• 「自然災害に対する架空送電技術」, 電気協同研究, Vol. 65, No. 3, pp. 79-87 (2009)
• (2) 堀 康彦・屋地康平・宮嵜 悟・田辺一夫・西原 崇・水野公平・山田 勝:「架空地線落雪対策のための人工降雪試験による着雪様相」, 電気学会電線・ケーブル研資, EWC-14-015 (2014)
• (3) 西原 崇, 他:「釧路試験線における送電設備の雪害現地観測-実規模試験線の建設と2冬季の代表的な着雪事例分析-」, 電中研研究報告, N16003 (2017-3)
• (4) 西原 崇・杉本聡一郎・清水幹夫・本間宏也・石川智已・屋地康平・松宮央登・大原 信・木原直人・麻生照雄・渡邉眞人・平口博丸:「送電設備の雪害に関する研究-2007~2011年度成果-」, 電中研総合報告, N19 (2013-5)

タイトルに関連する用語 (6件)： 架空地線 ,  表面温度 ,  着目 ,  落雪 ,  対策 ,  研究