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J-GLOBAL ID:201902239874184711   整理番号:19A1286130

ヒト爪における高感度薬物分析のための高周波加熱抽出法【JST・京大機械翻訳】

High-Frequency Heating Extraction Method for Sensitive Drug Analysis in Human Nails
著者 (5件):
資料名:
巻: 23  号: 12  ページ: 3231  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:高周波(H-F)加熱に基づく簡単,高感度で迅速な抽出法をヒト爪の薬物分析のために開発した。方法:ヒト爪を抽出溶媒(メタノールと0.1%ギ酸;7:3,v/v)でガラス管に置き,強磁性合金(パイロフォイル)をガラス管の周りに螺旋状に包んだ。次に,ガラス管をCurie点熱分解装置に置き,H-F交流電圧(600kHz)を適用した。試料と抽出溶媒をCurie温度で3分間加熱した。種々のCurie温度を,パイロホイル(160C,170C,220C,および255C)を変えることによって適用した。結果:爪におけるカフェインは,220Cにおいてパイロホイルを用いて抽出溶媒に効果的かつ迅速に抽出された。液体クロマトグラフィー質量分析(LC-MS/MS)を用いてカフェインに対して得られたピーク面積は,従来の超音波照射抽出後に得られたピーク面積の5倍であった。抽出は試験管内で高圧および高温条件を用いるので,爪に強く取り込まれた薬剤を溶媒中に抽出できた。抽出したカフェインの量は試料中の片のサイズに無関係であった。結論:爪における標的薬物の高感度定量は,迅速(20分,3分間のH-F抽出を含む)と簡単な試料調製により可能である。本法を高血圧患者の爪に適用した。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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植物の生化学  ,  ピランの縮合誘導体  ,  抽出  ,  生薬一般 
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引用文献 (32件):

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