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J-GLOBAL ID：201902240890396861   整理番号：19A0953785

魚類動態シミュレーションにおける行動モデルの検討

A study on migration model in fish behavioral simulation

著者 (3件)： 三木皓貴 (東京大学大学院新領域創成科学研究科) ,  多部田茂 (東京大学大学院新領域創成科学研究科) ,  水野勝紀 (東京大学大学院新領域創成科学研究科)
資料名： 日本船舶海洋工学会論文集  (Journal of the Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers)
巻： 28  ページ： 155-161(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： G0242B  ISSN： 1880-3717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 魚類行動モデルは適切な漁業管理と海洋開発の環境影響評価のための有益なツールになりうる。特に,周辺環境に影響される魚の回遊モデリングは重要である。本研究では,魚類行動シミュレーションにおけるいくつかの回遊モデルを実行した。各格子における個体数の時空間変化を計算するグリッドベースモデルに対して,魚が留まる格子のみで魚が環境を感知できる反発型回遊モデルを紹介した。また,反発型と吸引型の回遊モデルを用いて,魚の各個体に対してる座標の時間変化を計算する固体ベースモデルを開発した。ここで開発したモデルを伊勢湾における魚行動シミュレーションに適用し,本モデルの特性を調べた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *魚類 ,  シミュレーション ,  モデル ,  *行動科学 ,  *資源管理 ,  海洋開発 ,  環境アセスメント ,  環境影響 ,  *回遊 ,  モデリング ,  変動 ,  行動モデル ,  水産資源管理 ,  評価
準シソーラス用語： 漁業管理 ,  時空間変動

分類 (2件)： 漁労一般  (FH03010G) ,  魚類  (FH02020K)

引用文献 (13件)：

• 1) 日本船舶海洋工学会. ”海洋エネルギー施設の環境影響評価に関する研究委員会報告書.” 5-15 (2017)
• 2) D. Wilhelmsson, T. Malm. “Fouling assemblages on offshore wind power plants and adjacent substrata.” Estuarine, Coastal and Shelf Science, 79, 459-466 (2008)
• 3) A. H. Fayram, A. de Risi. “The potential compatibility of offshore wind power and fisheries.” Ocean & Coastal Management, 50, 597-605 (2007)
• 4) K. Hakuta, S. Tabeta:Behavioral modelling of Pagrus major in the east Seto Inland Sea, Journal of Marine Science and Technology, 18(4), 535-546 (2013)
• 5) 本宮佑規,多部田茂,黒木洋明,丸山拓也,日比野学,中村義治:伊勢湾におけるマアナゴの動態モデルの開発, 水産工学, 52(2), 83-93 (2015)

タイトルに関連する用語 (3件)： 魚類 ,  シミュレーション ,  行動モデル