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J-GLOBAL ID:201902241118053851   整理番号:19A2363710

溶媒和イオン液体中のポリ(メタクリル酸ベンジル)の溶媒和構造 Li-グリム錯体カチオンの優先溶媒和【JST・京大機械翻訳】

Solvation Structure of Poly(benzyl methacrylate) in a Solvate Ionic Liquid: Preferential Solvation of Li-Glyme Complex Cation
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資料名:
巻: 123  号: 18  ページ: 4098-4107  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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低温でのSILにおける熱応答性高分子の溶解に対する支配的相互作用を解明するために,溶媒和イオン液体(SIL,すなわち溶媒和イオンを含むイオン液体)中の下限臨界溶液温度(LCST)型熱応答性高分子の溶媒和構造を報告した。高エネルギーX線全散乱及び全原子分子動力学シミュレーションを用いて,ポリ(メタクリル酸ベンジル)(PBnMA)の溶媒和構造及び典型的なグリム系SIL,[Li-(G4)]-[TFSA](G4:テトラグリム;TFSA:ビス-(トリフルオロメタンスルホニル)-アミド)中の単量体のモデル化合物を調べた。モデル化合物/SIL系において,全G(r)から抽出した分子間成分は,BnMAのエステル部分がカチオン-双極子相互作用により優先的に溶媒和され,錯体構造を維持するカチオン-π相互作用により[Li-(G4)]カチオン錯体により二次的に溶媒和されることを明らかにした。対照的に,TFSAアニオンは[Li-(G4)]カチオンによってのみ誘引された。これらの相互作用は,芳香環の周りのSILsの溶媒和層の形成をもたらし,それは負のエントロピーと混合のエンタルピーにおいて重要な役割を果たす。一方,高分子溶液中では,エステル部分の周りのLiカチオンの配位数は著しく減少した。これは嵩高い側鎖の立体効果に起因し,主鎖の近くに位置するエステル部分への[Li-(G4)]カチオン錯体のアプローチを妨げた。これらの溶媒和構造は負のエントロピーの小さな絶対値と混合のエンタルピーをもたらし,それらはIL系におけるLCST型相挙動を理解するための重要な因子である。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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融解塩 
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