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J-GLOBAL ID:201902250461700653   整理番号:19A2658791

熱処理によるTi-5.5Mo-8Al-6Zr形状記憶合金におけるGoss方位の進展

Goss Orientation Evolution in Ti-5.5Mo-8Al-6Zr Shape Memory Alloy upon Heat Treatment
著者 (10件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 1890-1897(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,Ti-5.5Mo-8Al-6Zr(mol%)合金シートにおける集合組織形成に及ぼす熱処理温度の影響を系統的に調べた。α′′マルテンサイトは冷間圧延により誘起された。α′′マルテンサイトの変形集合組織は検出できなかったが,{130}<sub>α′</sub><310><sub>α′′</sub>および(100)<sub>α′′</sub>[010]<sub>α′′</sub>組織の形成を提案した。1073Kまたはそれ以上で熱処理した試験片は,単一β相から成り,Goss,{110}<sub>β</sub><113><sub>β</sub>およびBrass方位が再結晶集合組織として形成された。β-Ti合金に対して不規則なGoss方位は熱処理温度の上昇と共に発達し,1173Kで熱処理した試料において支配的な成分となった。973Kで熱処理した試料はβ+α相から成っていた。{113}<sub>β</sub><110><sub>β</sub>,{113}<sub>β</sub><141><sub>β</sub>,{223}<sub>β</sub><252><sub>β</sub>,{223}<sub>β</sub><692><sub>β</sub>,{332}<sub>β</sub><113><sub>β</sub>がα相で形成され,一方,{1120}<sub>α</sub><1100><sub>α</sub>{1122}<sub>α</sub><1100><sub>α</sub>はα相で形成された。透過型電子顕微鏡観察は973Kで熱処理した試料が完全に再結晶化しないことを明らかにした。この微細構造の違いは973Kで熱処理した試料と1073K以上で熱処理した試料間の集合組織成分の違いをもたらした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織  ,  熱処理技術 
タイトルに関連する用語 (5件):
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