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J-GLOBAL ID:201902250563455306   整理番号:19A2431841

酢だいだい,辺塚だいだいが含有するフラボノイド類,クマリン類,シネフリン含量の特徴

Characteristics of flavonoids, coumarins, and synephrine in sudaidai and hetsukadaidai
著者 (2件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 84-90(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L4470A  ISSN: 1341-2094  CODEN: NSKGF4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究において,著者らは,地方の特別な産物である酸味柑橘類果実,酢だいだいおよび辺塚だいだいにおけるフラボノイド,クマリン,およびシネフリンの特性を調べた。HPLCを用いて,酢だいだい(科学的名前不明),辺塚だいだい(不明確),ダイダイ(Citrus aurantium)および夏だいだい(Citrus natsudaidai)の果汁および果皮中の化合物含有量を測定し,主成分分析を用いて定量値を分析した。スコアプロットの散布図に基づいて,酢だいだい果汁,果皮中の化合物の特徴はダイダイのそれらに似ており,辺塚だいだいのそれらは,ダイダイおよび夏だいだいのそれらとは異なっていた。酢だいだいの科学的名前は,ダイダイ(Citrus aurantium)と同じであることが示唆された。抗腫瘍化合物であるオーラプテンが辺塚だいだいの果皮に見られたが,これはダイダイでは見られず,夏だいだいよりも低い含量であった。それは,辺塚だいだいのフラベド(心外膜)に豊富であった。アドレナリン性フェネチルアミンであるシネフリンは,ダイダイにおけるそれに匹敵するレベルにおいて酢だいだいで見られたが,辺塚だいだいではダイダイより低い含有量であった。ダイダイと酢だいだいの果皮と果汁の抗酸化活性は,辺塚だいだいと夏だいだいより有意に高かった(p<0.05)。辺塚だいだいのアルベド(中果皮)の活性は,他の領域の果実より有意に高かった(p<0.05)。活性は抗酸化物のネオエリオシトリンの含量と正の相関を示し,相関係数(R)は高かった(R>0.9)。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (10件):
分類 (2件):
分類
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食品の化学・栄養価  ,  果実とその加工品 
引用文献 (19件):
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