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J-GLOBAL ID:201902251256423340   整理番号:19A2626315

水稲品種「コシヒカリ」と「あきたこまち」における白未熟粒の発生に及ぼす気温と日射の影響

The effect of air temperature and solar radiation on the occurrence of chalky rice grains in rice cultivars “Koshihikari” and “Akitakomachi”
著者 (6件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 203-210(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: X0731A  ISSN: 0021-8588  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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地球温暖化は既に世界中で農業生産に影響を与えている。日本では,高い気温により発生する低品質の穀粒である白未熟粒(CRGs)の発生が大きな問題となっている。この発生は地球温暖化が進むにつれてより頻繁になるという懸念があり,したがって,CRGsの発生に及ぼす地球温暖化の影響を正確に推定できるモデルを開発する必要がある。本研究では,このようなモデルを日本の主要品種「コシヒカリ」と「あきたこまち」のために開発した。このモデルは非線形モデルであり,気温と日射に対するこれらの品種の応答の違いを調べるためにも使用した。CRGsの発生は,このモデルにおける気温と日射の関数として説明された。結果は,既存のモデルの場合である気温だけを考慮した時と比べて,気温と日射の両方を考慮したときに,CRGsの発生がより正確に再現できることを示した。平均日射量が小さい(16.4MJm-2d-1)場合には,CRGsが現れ始める気温は「あきたこまち」よりも「コシヒカリ」の方が低い。提案したモデルは,CRGsの発生に関して,地球温暖化の影響評価と品種特性の定量化に適用することが期待される。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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稲作  ,  植物に対する影響  ,  気候学,気候変動 
引用文献 (26件):
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