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J-GLOBAL ID:201902253854959414   整理番号:19A0601422

蛇紋岩における脱水脆化後の変成かんらん石:四国中央部,三波川高P/T変成帯における白髪蛇紋岩岩体からの事例研究

Metamorphic olivine after dehydration embrittlement in Serpentinite: Case study from the Shiraga Serpentinite mass in the Sanbagawa high P/T metamorphic belt, central Shikoku, Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: e12293  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0525A  ISSN: 1440-1738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蛇紋岩中の変成かんらん石脈は変成作用による脱水生成物と考えられている。しかしながら,これらの脈についてのこれまでの記述では,アルプス,ノルウェーのカレドニア,及びスペインにおけるそれらのような古衝突帯に由来するとされていた。ここでは,高圧/低温(高P/T)三波川帯における蛇紋岩の一岩体中のユニークな変成かんらん石脈について報告した。三波川帯は白亜紀における海洋プレートの沈み込みの産物である。伸長したかんらん石-滑石脈が,蛇紋岩マイロナイト中のシアバンドに沿って観察された。かんらん石の化学組成はほぼ純粋な苦土かんらん石である;磁鉄鉱はかんらん石脈の境界に沿って分布している。このことは,かんらん石が1.5GPa以下の圧力でアンチゴライト限界反応によって形成されたことを明確に示唆している。蛇紋岩中でのアンチゴライトの連続的な分解反応の証拠はないので,この反応はマイロナイト中の局所加熱によって引き起こされたものである。変成かんらん石は,1.5GPa以下のPでのアンチゴライト停止反応後に西南日本のような比較的あたたかい沈み込み帯のスラブ内地震帯で形成されたのであろう。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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岩石成因論 

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