文献

J-GLOBAL ID：201902255530664218   整理番号：19A2196434

マグネターCXOU J171405.7-381031のXMM-Newtonスペクトル

XMM-Newton spectrum of the magnetar CXOU J171405.7-381031

著者 (4件)： WATANABE Haruka (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  BAMBA Aya (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SHIBATA Shinpei (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  WATANABE Eri (Yamagata Univ., Yamagata, JPN)
資料名： Publications of the Astronomical Society of Japan  (Publications of the Astronomical Society of Japan)
巻： 71  号： 4  ページ： 84.1-84.6  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2414A  ISSN： 0004-6264  CODEN： PASJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,XMM-Newtonを用いて,マグネターCXOU J171405.7-381031を観測し,このマグネターに対する最も信頼できるX線スペクトルパラメータを得た。周囲の超新星残骸CTB37bからフラックスを除去した後に,CXOU J171405.7-381031の放射は,黒体とべき乗則から成る二成分モデルによって最も良く記述された。0.58^+0.03_-0.03keVの黒体温度,2.15^+0.62_-0.68の光子指数,および2.33^+0.02_-0.02×10^-12erg cm^-2s^-1の非吸収2~10keVバンドフラックスを得た。これらの新しいパラメータは,CXOU J171405.7-381031を他のマグネターと比較することを可能にし,CXOU J171405.7-381031の光度,温度および光子指数は,その若い年齢により引き起こされるわずかに高い温度をもつマグネター集団の既知の傾向と一致することを見出した。1000年未満のスピンダウン時間をもつすべてのマグネターは,CXOU J17145.7-381031を除いて時間変動またはバーストを示す。2006年と2015年の間の6回の観測の時間変動を調べたが,~10%以上の変動はなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *中性子星 ,  *X線スペクトル ,  超新星残骸 ,  黒体 ,  *黒体放射 ,  分布 ,  光度 ,  経時変化 ,  指数
準シソーラス用語： *マグネター ,  べき乗則分布 ,  時間変動 ,  光子指数

分類 (1件)： 恒星  (DB05000P)

タイトルに関連する用語 (2件)： マグネター ,  スペクトル