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J-GLOBAL ID：201902256513562716   整理番号：19A0387996

近赤外Ca₁₀(PO₄)₆(OH)₂:Mn⁵⁺ナノ蛍光体におけるアニールによるMn⁵⁺付活の促進

Activation of Mn⁵⁺ centers by annealing in Ca₁₀(PO₄)₆(OH)₂:Mn⁵⁺ NIR nanophosphor

著者 (6件)： 竹内遼 (鳥取大) ,  石垣雅 (鳥取大) ,  財満祐太郎 (鳥取大) ,  松原航平 (鳥取大) ,  田中翔人 (鳥取大) ,  大観光徳 (鳥取大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 422(EID2018 8-20)  ページ： 93-96  発行年： 2019年01月17日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまで液相反応法により近赤外発光Ca₁₀(PO₄)₆(OH)₂:Mn⁵⁺(HAp:Mn⁵⁺)ナノ粒子蛍光体の作製に成功した。しかし,ナノ試料の蛍光強度は固相反応法で作製したバルク試料に比べて極めて低い。本研究ではドラッグデリバリーシステム(DDS)に適用可能なサイズを維持したまま,アニールによる発光強度の向上を試みた。アニールされたナノ蛍光体は70×170nmの柱状であった。アニールすることによりPLスペクトルは著しく増加し,その強度はバルク試料の約4倍となった。(著者抄録)

シソーラス用語： *蛍光体 ,  *ナノ粒子 ,  *アニーリング【現象】 ,  リン酸塩 ,  ヒドロキシ基 ,  カルシウム化合物 ,  マンガン ,  近赤外線 ,  活性化 ,  光ルミネセンス ,  熱重量分析 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡
準シソーラス用語： 賦活

分類 (1件)： 一般及び無機化合物の蛍光・りん光(分子)  (BH06061R)

引用文献 (10件)：

• Quentin le Masne de Chermont, et al., PNAS, 104, No.22 (2007).
• 上滝実ら,通信総合研究所季報,35,157(1989).
• E.Hemmer, et al., J. Nanoscale Horiz., 1, 168, (2016).
• 上原航ら,信学技法,EID2016-43,pp.117-120,2017.
• 青木秀希ら,表面技術,58,744(2007).

タイトルに関連する用語 (5件)： 近赤外 ,  ナノ蛍光体 ,  アニール ,  付活 ,  促進