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J-GLOBAL ID:201902257097882721   整理番号:19A2649648

ルテニウム(V)-イミド錯体の生成と窒素非リバウンド機構による水中での基質酸化における反応性【JST・京大機械翻訳】

Formation of a Ruthenium(V)-Imido Complex and the Reactivity in Substrate Oxidation in Water through the Nitrogen Non-Rebound Mechanism
著者 (11件):
資料名:
巻: 58  号: 19  ページ: 12815-12824  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Ru~II-NH_3錯体(2)を,pH2.5の水中でCeIV錯体を用いてプロトン結合電子移動(PCET)機構により酸化し,Ru~V=NH錯体,5を生成した。錯体5を種々の分光法で特性化し,スピン状態をEvans法によりS=1/2と決定した。基質C-H酸化における5の反応性をナトリウムエチルベンゾエン-スルホナート(EBS)のような水溶性有機基質を用いて酸性水中で精査し,生成物として対応する1-フェニルエタノール誘導体を得た。基質酸化において,錯体5は対応するRu~III-NH_3錯体,3に変換された。EBSからの1-フェニルエタノール誘導体の形成と3のそれは,酸化剤としての錯体5が,これまで報告された他の高原子価金属-イミド錯体とは対照的に,窒素原子移動を行わないことを示す。5によるシクロブタノールの酸化は生成物としてシクロブタノンのみを与え,5による基質酸化が水素化物移動機構を通して進行することを示した。C-H酸化に関する速度論解析において,重水素化基質の使用によるC-H酸化及びD_2Oにおける著しく大きな溶媒KIE(sKIE)に対する速度論的同位体効果(KIE)を観察した。これらの正のKIEは,律速段階が基質のC-H結合の開裂だけでなく,水分子から5へのプロトン移動も含むことを示す。5による基質酸化におけるユニークな水素化物移動機構は,5から1e-/1H+還元により形成されたRuIV-NH_2錯体(4)が不安定で,迅速に3と5に不均化するという事実に由来した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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酸化,還元  ,  均一系触媒反応  ,  その他の触媒  ,  鉄の錯体 

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