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J-GLOBAL ID:201902257913114906   整理番号:19A0542535

固体燃料原料としての緑茶の固形化特性

Solidification characteristics of green tea as raw material of solid fuel
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 18-00294(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0484A  ISSN: 2187-9745  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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あらゆる種類のバイオマスから作られたバイオコークス(BIC)は一つの固体燃料である。バイオマスの必須化学成分であるヘミセルロースとリグニンは軟化特性と流動性特性を有するため,BIC固形化の結合剤として働く。それらの特徴は形成過程時にBIC内部に結合構造を作る。以前の研究では,成形条件が同じであっても,原料(バイオマスの種類)が異なると,BICの物理的および機械的特性が異なることを示唆した。その理由は主成分の含有率が異なると推論した。様々なバイオマスの中で,緑茶は成形性が優れている。本論文では,BICの原材料としての緑茶の可能性に焦点を当てた。最初に,緑茶の流動性を他のバイオマスと比較した。次に,緑茶と他のバイオマスから作られたBICの圧縮強度試験を行った。緑茶以外に針葉樹の幹,針葉樹の樹皮,バガスおよび稲藁を用いた。流動性試験の結果により,緑茶が五つのバイオマスの中で最も流動しやすいバイオマスであることを示した。さらに,著者らの推定式を用いることによって,±30%の精度で,含有量%と含水量から流動開始温度を推定できた。圧縮強度試験の結果として,五つのバイオマスから作られた各BICは,圧縮強度と見掛け密度の二つのピーク点があった。全ての試験条件下で作られた緑茶BICは,高い見掛け密度1.3~1.4g/cm3を有していた。その一方で,緑茶BICは試験した五つのバイオマスの中で圧縮強度が最低である。これらの結果から,加熱により流動化しやすい原料は圧縮強度が低いことを見出した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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生物燃料及び廃棄物燃料 
引用文献 (15件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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