文献
J-GLOBAL ID:201902259549394552   整理番号:19A0221051

九州沖縄農業研究センター都城研究拠点におけるサツマイモの収量およびでん粉含量と気象条件の関係

Effect of Weather Conditions on Yield and Starch Content of Sweet Potato at the Miyakonojo Research Station of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center
著者 (6件):
資料名:
号: 67  ページ: 35-46 (WEB ONLY)  発行年: 2018年03月28日 
JST資料番号: U0794A  ISSN: 2432-8103  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
九州沖縄農業研究センター都城研究拠点での育種試験における品種「コガネセンガン」および「シロユタカ」の収量およびでん粉含量の変動と栽培期間中の気象条件(気温,降水量,日照時間)の相関関係について解析した。その結果,収量は無マルチの標準栽培では主に栽培期間中の各月の最高気温や6月から8月の日照時間と正の相関を,6月から8月の降水量とは負の相関を示し,栽培期間を通じて気温が高く梅雨から夏にかけての天候が良い場合に多収となる傾向がみられた。一方,透明マルチを使用した長期マルチ栽培では収量は主に5月および8月以降の気温と正の相関を,8月の降水量とは負の相関を示し,生育初期と生育後半の気象条件が良いと多収になる傾向がみられた。ただし,「シロユタカ」の長期マルチ栽培では収量と気象条件の相関は低かった。一方,でん粉含量は標準栽培では主に8月の日照時間と正の相関が,長期マルチ栽培では8月の最低気温と負の相関が見られ,夏季の気象条件の影響が大きいと考えられた。重回帰分析により収量やでん粉含量の変動に与える気象条件の影響度合いを推定したところ,標準栽培の「コガネセンガン」および「シロユタカ」や長期マルチ栽培の「コガネセンガン」では,収量,でん粉含量ともに年次変動の60%以上が気象条件で説明可能であったが,長期マルチ栽培の「シロユタカ」では収量,でん粉含量ともに気象以外の要因の影響も大きいと考えられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
いも類  ,  植物に対する影響 
引用文献 (11件):

前のページに戻る