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J-GLOBAL ID：201902259580785295   整理番号：19A0765787

自動運転車両の混在が信号交差点交通容量に与える影響に関する分析

An Analysis on the Impact of Autonomous Vehicle Mixture on Capacity of Signalized Intersections

著者 (4件)： 鰐部万磨 (名古屋大学大学院環境学研究科) ,  柿元祐史 (名古屋大学大学院環境学研究科) ,  中村英樹 (名古屋大学大学院環境学研究科) ,  井料美帆 (名古屋大学大学院環境学研究科)
資料名： 交通工学論文集(Web)  (JSTE Journal of Traffic Engineering (Web))
巻： 5  号： 2  ページ： A_167-A175(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0617A  ISSN： 2187-2929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,運転支援システムが実用化され始め,自動運転システムによる安全性や円滑性の向上に期待が高まってきている。しかしながら,自動運転車の普及段階においては,必ずしもこれらの期待が実現するとは限らない。特に,信号交差点においては,車両が複雑に干渉しあうため,自動運転車の挙動パラメータの設定次第で円滑性に影響が出ることが懸念される。そこで本論文では,自動運転車の挙動パラメータ設定が信号交差点の直進車線の交通容量に与える影響をシミュレーションとモデル式を用いて分析し,自動運転車のパラメータと混入率を考慮した交通容量を算定した。その結果,自動運転車が普及することで信号のサイクル長を短くできることが明らかになった一方で,自動運転車のパラメータを慎重な設定にすることにより,円滑性が低下する可能性が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *自動運転 ,  *自動車 ,  *混合 ,  *信号交差点 ,  *交通容量 ,  運転支援システム ,  安全性 ,  効率化 ,  *干渉 ,  車線 ,  シミュレーション ,  因子分析 ,  交通流 ,  飽和 ,  車間距離 ,  走行速度 ,  自動運転車 ,  改変
準シソーラス用語： 車両干渉

著者キーワード (6件)： 自動運転 ,  交通容量 ,  信号交差点 ,  Autonomous Vehicle ,  Capacity ,  Signalized Intersections

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

引用文献 (6件)：

• 1) 久保淳也・藤生慎・高山純一・中山晶一朗:交通流シミュレーションを用いた自律型自動運転自動車の 交通流への影響分析~金沢市・珠洲市を例にして~,第 56 回土木計画学研究講演集,2017.
• 2) Patcharinee, T., Ya-Chi, Ho, Nicholas F. M.: Highway Capacity Benefits from Using Vehicle-to-Vehicle Communication and Sensors for Collision Avoidance, Vehicular Technology Conference, IEEE, 2011.
• 3) Huang, Z., Zhang, L., Curtis, D., Vadakpat, G., Zhang, L., Ma, J. and Hale, D.: Arterial-level Traffic Progression Optimization Model within Connected Vehicle Environment, TRB 2018 Annual Meeting, 2018.
• 4) 橋本怜・杉町敏之・須田義大:隊列走行システム実現のための社会受容性に関する研究,生産研究,2017.
• 5) 社団法人交通工学研究会:改訂 交通信号の手引き,pp.24-66, 2006.

タイトルに関連する用語 (2件)： 自動運転車両 ,  分析