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J-GLOBAL ID:201902260136464531   整理番号:19A1299857

黒根病と褐斑病の両病害に対して優れた抵抗性を示すテンサイ新品種「北海104号」

著者 (6件):
資料名:
号: 59  ページ: 1-8  発行年: 2019年02月 
JST資料番号: G0207B  ISSN: 0912-1048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,テンサイ栽培では黒根病および褐斑病が多発し問題となっている.これらの病害に対する高度複合病害抵抗性品種の開発を目的に,農研機構北海道農業研究センター(北農研)はSyngenta社(現Maribohilleshog社)との国際共同研究を行い,「北海104号」を育成した.病害抵抗性を評価した結果,「北海104号」は,黒根病抵抗性が“強”,褐斑病抵抗性が“かなり強”であり,両病害に対して北海道の優良品種で最も強い抵抗性ランクに位置付けられた.「北海104号」の収量性は,黒根病抵抗性が“強”の「北海みつぼし」や褐斑病抵抗性“かなり強”の「リボルタ」と比べて根重がやや少なく,やや糖分型の収量特性を示した.一方,褐斑病無防除栽培では,発病程度の進展が早い場合に根中糖分が「北海みつぼし」や「リボルタ」よりも高く,糖量が多かった.これらの特性を活かし,潜在的に黒根病が発生しやすく,降雨後の畑の滞水等により褐斑病の適期防除が難しい場合がある排水不良畑を中心に「北海104号」を作付けすることにより,両病害に対する被害を低減し,テンサイの安定生産に寄与することが期待される。(著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
糖料作物  ,  作物の品種改良  ,  菌類による植物病害 

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