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J-GLOBAL ID：201902260910224093   整理番号：19A1494404

マウスにおいて特異的な歩行を含む生物運動ディスプレイに対する自発的弁別反応【JST・京大機械翻訳】

Spontaneous Discriminative Response to the Biological Motion Displays Involving a Walking Conspecific in Mice

著者 (4件)： Atsumi Takeshi (Department of Rehabilitation for Brain Functions, Research Institute of National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities, Saitama, Japan) ,  Atsumi Takeshi (Japan Society for the Promotion of Science, Tokyo, Japan) ,  Ide Masakazu (Department of Rehabilitation for Brain Functions, Research Institute of National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities, Saitama, Japan) ,  Wada Makoto (Department of Rehabilitation for Brain Functions, Research Institute of National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities, Saitama, Japan)
資料名： Frontiers in Behavioral Neuroscience (Web)  (Frontiers in Behavioral Neuroscience (Web))
巻： 12  ページ： 263  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7035A  ISSN： 1662-5153  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マウスを用いた最近の翻訳研究は,社会的コミュニケーション障害の神経,遺伝的および分子的基礎の解明に貢献している。それにもかかわらず,マウス社会性の基礎となる視覚過程の多くの成分は,身体運動の知覚を含む未解決のままである。ここでは,単純な幾何学的ドットにより表現された生物学的運動ディスプレイを用いて,身体運動に関する情報に対するマウスの視覚的感受性を明らかにすることを目的とした。著者らは,歩行マウスから抽出した生物学的運動を,対応する意味のないスクランブル運動に導入し,その中で,ドットの各経路の空間構成をシャッフルした。装置はチャンバー間の開口部を有する3面ボックスで,各サイドチャンバーはモニタを有していた。試験中の装置内のマウスの探索時間を測定し,2種類のディスプレイを提示した。マウスは,scrambブリング運動ディスプレイを用いてチャンバーにおいてより多くの時間を費やし,動物が自発的に刺激を識別し,スクランブル運動が比較的新しいことを示した。さらに,マウスは生物学的運動ディスプレイから社会的に身近な手がかりを検出する可能性がある。その後の試験により,追加マウスはMovie試験で用いた刺激の静的バージョンに対してバイアスを示さないことを明らかにした。このように,マウスは各ドットの空間配置よりも刺激の運動情報に焦点を合わせることにより,それらの挙動を調節することを確認した。著者らの知見は,視覚処理がマウスにおける基礎的な社会的行動にどのように寄与するかに関する新しい展望を提供し,遺伝的および神経的基礎に関する社会的欠損の将来の翻訳研究を促進する可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 動物 ,  感受性 ,  *表示装置 ,  視覚 ,  *マウス ,  遺伝 ,  空間構成 ,  社会的行動 ,  視覚情報処理 ,  空間配置 ,  チャンバ ,  身体運動 ,  神経 ,  *ネズミ亜目
準シソーラス用語： 社会性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 生物学的運動 ,  社会的認知 ,  マウス ,  比較心理学 ,  運動知覚

分類 (3件)： 筋肉・運動系一般  (EJ10010V) ,  個生態学  (EE03020H) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

引用文献 (57件)：

• Allison T., Puce A., McCarthy G. (2000). Social perception from visual cues: role of the STS region. Trends Cogn. Sci. 4, 267-278. doi: 10.1016/S1364-6613(00)01501-1
• Blake R. (1993). Cats perceive biological motion. Psychol. Sci. 4, 54-57. doi: 10.1111/j.1467-9280.1993.tb00557.x
• Blake R., Shiffrar M. (2007). Perception of human motion. Annu. Rev. Psychol. 58, 47-73. doi: 10.1146/annurev.psych.57.102904.190152
• Blake R., Turner L. M., Smoski M. J., Pozdol S. L., Stone W. L. (2003). Visual recognition of biological motion is impaired in children with autism. Psychol. Sci. 14, 151-157. doi: 10.1111/1467-9280.01434
• Brainard D. (1997). The psychophysics toolbox. Spat. Vis. 10, 433-436. doi: 10.1163/156856897X00357

タイトルに関連する用語 (4件)： マウス ,  歩行 ,  生物運動 ,  ディスプレイ