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J-GLOBAL ID：201902263051703565   整理番号：19A0342815

ピリジンを触媒とする電気化学的CO₂還元反応

著者 (1件)： 竹田浩之 (東京工大)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 61  号： 1  ページ： 52  発行年： 2019年01月31日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ピリジンを触媒とした電気化学的CO₂還元反応の紹介とその反応機構の解説。
・CO₂雰囲気下pH5.0のピリジン水溶液を,水素化したPd電極により電解するとCO₂還元反応が進行して,液相からメタノールが生成する反応の紹介。
・ピリジンを4-アミノピリジンに変換するとそのFaraday効率が30%から39%に向上する置換基効果の説明。
・半導体電極のp-GaPを電極に用いたピリジン水溶液中での365nmの光照射によるCO₂の電解によるFaraday効率88%でのメタノールの生成の反応の紹介。

シソーラス用語： *窒素複素環化合物 ,  *二酸化炭素 ,  *カソード還元 ,  *触媒 ,  反応機構 ,  *電極触媒 ,  Faraday効果 ,  *脂肪族アルコール ,  置換基効果 ,  リン化ガリウム ,  半導体電極 ,  紫外線照射 ,  パラジウム ,  水溶液 ,  触媒調製 ,  水素化
準シソーラス用語： *塩基性触媒

分類 (3件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  ピリジン  (CF07095Q)

物質索引 (3件)： 4-アミノピリジン ,  ピリジン ,  メタノール

引用文献 (5件)：

• G. Seshadri, C. Lin, A. B. Bocarsly, J. Electroanal. Chem., 372, 145 (1994)
• E. B. Cole, P. S. Lakkaraju, D. M. Rampulla, A. J. Morris, E. Abelev, A. B. Bocarsly, J. Am. Chem. Soc., 132, 11539 (2010)
• E. E. B. Cole, M. F. Baruch, R. P. L'Esperance, M. T. Kelly, P. S. Lakkaraju, E. L. Zeitler, A. B. Bocarsly, Top. Catal., 58, 15 (2015)
• E. E. Barton, D. M. Rampulla, A. B. Bocarsly, J. Am. Chem. Soc., 130, 6342 (2008)
• H. Dridi, C. Comminges, C. Morais, J.-C. Meledje, K. B. Kokoh, C. Costentin, J.-M. Savéant, J. Am. Chem. Soc., 139, 13922 (2017)

タイトルに関連する用語 (5件)： ピリジン ,  触媒 ,  電気化学 ,  CO2 ,  還元反応