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J-GLOBAL ID：201902265096220143   整理番号：19A0155910

人工光合成の実用化研究最前線 層状複水酸化物とダイヤモンドを用いた光触媒的CO₂還元

著者 (2件)： 勝又健一 (Tokyo Univ. Sci.) ,  寺島千晶 (Tokyo Univ. Sci.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 54  号： 1  ページ： 15-18  発行年： 2019年01月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・光触媒反応を利用した層状複水酸化物(LDH)によるCO₂光還元について解説し,光触媒国際研究センターが取り組んでいる研究を紹介。
・ZnとCrを用いたZn-Cr LDHによるCO₂光還元と生成したCO生成量の関係,Zn-Cr LDH表面に助触媒としてRhとRuを共ドープした場合のCO生成量について紹介。
・ダイヤモンドを用いた光還元の研究として,Ag担持ダイヤモンド光電極(Ag-BDD(ボロンドープダイヤモンド)),ダイヤモンドの表面処理後にAgを電析担持するこによる過電圧の低減効果について説明。
・ダイヤモンド半導体基板に助触媒としてAgを担持し,さらにその界面制御によりCO₂光還元に有効な光触媒材料の開発に成功。

シソーラス用語： *水酸化物 ,  *層状化合物 ,  光合成 ,  光触媒反応 ,  *ダイヤモンド ,  *光触媒 ,  酸化還元反応 ,  *光還元 ,  亜鉛化合物 ,  クロム化合物 ,  一酸化炭素 ,  助触媒 ,  ロジウム ,  ルテニウム ,  ドーピング ,  光電極 ,  銀 ,  電着 ,  過電圧 ,  半導体薄膜
準シソーラス用語： 二酸化炭素還元 ,  人工光合成 ,  層状複水酸化物

分類 (1件)： 光化学一般  (CB08010U)

引用文献 (23件)：

• N. Ahmed, Y. Shibata, T. Taniguchi and Y. Izumi, J. Catal., 279, 123-135 (2011).
• K. Teramura, S. Iguchi, Y. Mizuno, T. Shishido and T. Tanaka, Angew. Chem. Int. Ed., 51, 8008-8011 (2012).
• N. Ahmed, M. Morikawa and Y. Izumi, Catal. Today, 185, 263-269 (2012).
• K. Katsumata, K. Sakai, K. Ikeda, G. Carja, N. Matsushita and K. Okada, Mater. Lett., 107, 138-140 (2013).
• M. Morikawa, N. Ahmed, Y. Yoshida and Y. Izumi, Appl. Catal. B: Environ., 144, 561-569 (2014).

タイトルに関連する用語 (8件)： 人工光合成 ,  実用化 ,  研究 ,  層状複水酸化物 ,  ダイヤモンド ,  光触媒 ,  CO2 ,  還元