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J-GLOBAL ID：201902268605513421   整理番号：19A2291504

放電加工における加工液の役割

Functions of Working Fluid in Electrical Discharge Machining

著者 (1件)： 早川伸哉 (名古屋工業大学 大学院工学研究科 電気・機械工学専攻)
資料名： トライボロジスト  (Journal of Japanese Society of Tribologists)
巻： 64  号： 8  ページ： 462-467(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： F0390A  ISSN： 0915-1168  CODEN： TORAEO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本文は,放電加工(EDM)における加工液の役割を述べる。EDM油は通常,型彫りEDMで使われるが,脱イオン水は通常ワイヤEDMで使われる。先ず,材料除去に及ぼす加工液の影響を説明する。放電スポットでの熱流束と加圧,機械加工表面で除去した溶融金属再付着防止,工具電極損耗防止は加工液に影響される。次に,加工プロセスの安定性に及ぼす加工液の影響を説明する。ギャップ幅拡大,工具電極と工作物の冷却,およびギャップ空間からの摩耗粉の排除が,加工液の重要な機能である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *放電加工 ,  *工作油 ,  役割 ,  *脱イオン水 ,  ワイヤ放電加工 ,  除去 ,  摩耗粉 ,  型彫放電加工 ,  材料除去

著者キーワード (10件)： 放電加工 ,  材料除去 ,  プロセス安定性 ,  デブリ ,  ギャップ幅 ,  放電加工 ,  材料除去 ,  プロセス安定性 ,  デブリ ,  ギャップ幅

分類 (2件)： 特殊加工  (QC04000Y) ,  各種石油製品及びその製造一般  (YF02071R)

引用文献 (18件)：

• 1) 早川・糸魚川・中村:放電加工における加工液の役割に関する考察, 電気加工技術, 34, 108 (2010) 21.
• 2) M. YOSHIDA & M. KUNIEDA : Study on the Distribution of Scattered Debris Generated by a Single Pulse Discharge in EDM Process, International Journal of Electrical Machining, <b>3 </b>(1998) 39.
• 3) 今井・早川・糸魚川・中村:放電加工の極間隙における気泡の合一と加工現象の関係, 電気加工学会誌, 48, 117 (2014) 22.
• 4) 齋藤・毛利・高鷲・古谷:放電加工技術, 日刊工業新聞社 (1997) 16.
• 5) A. KOJIMA, W. NATSU & M. KUNIEDA : Spectroscopic Measurement of Arc Plasma Diameter in EDM, Annals of the CIRP, <b>57</b>, 1 (2008) 203.

タイトルに関連する用語 (3件)： 放電加工 ,  加工液 ,  役割