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J-GLOBAL ID：201902270373729537   整理番号：19A1036095

プログラム動作理解を表出する課題における正答・誤答生成機能の開発

Development of functions for generating correct and wrong answers of tasks to express learners’ understanding of program behavior

著者 (4件)： 小西庸介 (信州大) ,  國宗永佳 (千葉工大) ,  山本樹 (創価大) ,  新村正明 (信州大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 510(ET2018 87-115)(Web)  ページ： 17-22 (WEB ONLY)  発行年： 2019年03月08日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は学習者のプログラムの基本的な概念および動作の理解状況を確認するために,その動作を表に記入させる形式の課題(トレース課題)を提案し,出題や解答の提出を行うシステムの開発を行っている.このシステムは,教授者が登録した解答の表と学習者による解答との一致・不一致を提示する採点支援機能を備えている.教授者が正答の表や想定される誤答の表を解答の表として事前に登録し,学習者による解答がどの解答の表と一致するかを確認することで,採点時間を短縮することができる.しかし,多数の解答の表を登録することが教授者の負担となっていた.本研究ではこの負担を軽減することを目的として,正答の表と複数の誤答の表を自動生成して登録する機能を実装した.本稿では,誤答の表の生成のために実施した過去の解答の分析結果と本機能の概要および,生成した正答・誤答の表と学習者の解答の一致度合いについての調査結果について述べる.(著者抄録)

シソーラス用語： *学習 ,  *技術教育 ,  動作分析 ,  解 ,  点 ,  *生産 ,  登録
準シソーラス用語： *プログラミング学習 ,  *プログラミング教育 ,  解答 ,  採点 ,  *自動生成

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  システムプログラミング一般  (JD03010Y)

引用文献 (7件)：

• 湯沢航太, 國宗永佳, 新村正明, ′′プログラムの動作理解を表出する課題形式の提案,′′ 信学技報, vol.116, no.60, pp.49-52, 2016.
• 小林 慶, 國宗永佳, 山本 樹, 香山瑞恵, 新村正明, ′′アルゴリズム的思考法教育を支援するビジュアルプログラミング環境の開発,′′ 信学技報, vol.27, no.4, pp.3-8, 2012.
• 國宗永佳, 香山瑞恵, 新村正明, ′′「情報の科学」におけるアルゴリズム・プログラミング教育を支援するビジュアルプログラミングシステムの提案,′′ 日本情報科教育学会誌, vol.7, no.1, pp.37-46, 2014.
• 河野 直, 雄城 遼, 國宗永佳, 新村正明, ′′ビジュアルプログラミング環境AT ~初等・中等教育への展開に向けた機能の開発~,′′ 信学技報, vol. 115, no.492, pp.3-8, 2016.
• 東本崇仁, 浅井華奈, 田村友理奈, 赤倉貴子, ′′プログラムリーディング課題のための学習支援システムの開発および評価,′′ 信学技報, vol.115, no.50, pp.7-10, 2015.

タイトルに関連する用語 (4件)： 理解 ,  表出 ,  正答 ,  開発