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J-GLOBAL ID：201502218678598343   整理番号：15A0807879

プログラムリーディング課題のための学習支援システムの開発および評価

Development and Evaluation of Learning Support System for Programming Reading Exercise

著者 (4件)： 東本崇仁 (東京工芸大 工) ,  浅井華奈 (東京理大 工) ,  田村友理奈 (東京理大 工) ,  赤倉貴子 (東京理大 工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 50(ET2015 1-10)  ページ： 7-10  発行年： 2015年05月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プログラムの学習において,既存のソースコードを読み,そのソースコードがどのようにふるまうかを理解することは重要である。しかし,初学者が一人で読んだ場合,十分に理解できないことも多い。参考書やデバッガーなどで学習することも可能であるが,自らの考えが間違っている場合に安易に正解が教授されてしまうため,より高い学習効果を狙うためには試行錯誤できる学習環境が重要である。本研究では,学習者がソースコードを読み,その振る舞いを追跡するために試行錯誤できる学習支援システムを開発する。システムはソースコードを提示し,学習者はそのソースコードの実行順を選択し,各行でどのような処理が行われているかを入力する。学習者の処理は可視化され,システムは同時に適切な実行順序と処理に従った処理結果を可視化し,その比較による試行錯誤を実現する。本システムを用いた評価を行った結果,通常の紙面上の学習に比べて高い学習効果が出るという結果が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： システム ,  *CAI【計算機】 ,  計算機コード ,  *試行錯誤学習 ,  可視化 ,  技術教育 ,  追跡 ,  学習 ,  *プログラミングシステム ,  ソースコード ,  プログラム可視化 ,  情報教育 ,  教育
準シソーラス用語： *学習支援システム ,  トレースバック ,  *プログラミング学習

分類 (2件)： 技術教育  (JA01050T) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (4件)：

• 金森春樹,東本崇仁,米谷雄介,赤倉貴子,"プログラミングプロセスにおける「プログラムを読む学習」の提案及び「意味理解」プロセスの学習支援システムの開発," 電子情報通信学会論文誌, Vol.J97-D, No.12, pp.1843-1846, 2014.
• Tatsuya Arai, Haruki Kanamori, Takahito Tomoto, Yusuke Kometani, Takako Akakura, "Development of a Learning Support System for Source Code Reading Comprehension , " Human Interface and the Management of Information . Information and Interaction for Learning, Culture, Collaboration and Business, LNCS 8522, pp.12-19, Crete, Greece, 2014.
• 山下浩一,長尾貴正,小暮悟,野口靖浩,小西達裕,伊東幸宏,"多重ループ理解を支援するコードリーディング支援環境を用いた教育実践,"電子情報通信学会技術研究報告,Vol.114, No.82, pp.7-12, 2014.
• 杉浦学,松澤芳昭,岡田健,大岩元,"アルゴリズム構築能力育成の導入教育:実作業による概念理解に基づくアルゴリズム構築体験とその効果," 情報処理学会論文誌,Vol.49,No.10,pp.3409-3427,2008.

タイトルに関連する用語 (3件)： 学習支援システム ,  開発 ,  評価