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J-GLOBAL ID:201902271074578426   整理番号:19A2659165

パラジウム触媒被覆層のないバナジウム膜を通しての水素透過性に及ぼす表面バナジウム種の影響

Effects of Surface Vanadium Species on the Hydrogen Permeability through Vanadium Membrane without Palladium-Catalyst Overlayer
著者 (5件):
資料名:
巻: 60  号: 10  ページ: 2174-2178(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Pd触媒被覆無しのV膜を通る水素透過性に及ぼす表面V種の影響を,773Kでの水素透過試験とXPS測定により調べた。レドックス処理後のPd被覆フリーV膜を通る定常状態水素透過流束は非処理膜の2倍以上である。しかしながら,50時間後の水素フラックスは,酸化還元処理膜が水素透過試験中に不活性化されるので,酸化還元処理に関係なくほとんど同じである。酸化還元処理直後の膜表面上の<sup>0+</sup>/V2p<sub>3/2</sub>の割合は約2%であり,V<sup>3+</sup>の量はV<sup>4+</sup>よりも大きかった。表面上のV種組成のこの微細なバランスは,高い水素透過率を誘導することが分かった。酸化還元処理膜の表面上のV種の組成は,長時間の水素透過試験中にV<sup>3+</sup>からV<sup>4+</sup>への酸化によりV<sup>3+</sup><V<sup>4+</sup>に変化した。V種の組成における微細バランスの損失は水素透過性の劣化の原因であると考えられる。(翻訳著者抄録)
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その他の金属組織学  ,  膜分離 
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