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J-GLOBAL ID:201902272324275564   整理番号:19A1528672

UHRF1枯渇とHDAC阻害は結腸直腸癌細胞においてエピジェネティックにサイレンシングされた遺伝子を再活性化する【JST・京大機械翻訳】

UHRF1 depletion and HDAC inhibition reactivate epigenetically silenced genes in colorectal cancer cells
著者 (18件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 70  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7316A  ISSN: 1868-7083  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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PHDとRIフィンガードメイン1(UHRF1)を含むユビキチン様蛋白質は,後成的機構の主要調節因子であり,種々のヒト悪性腫瘍で過剰発現する。本研究では,大腸癌(CRC)における異常DNAメチル化と遺伝子サイレンシングにおけるUHRF1の関与を調べた。CRC細胞株は,DNAメチル化がドットブロット法,亜硫酸水素塩ピロシーケンス法,およびInfinium Humanメチル化450BeadChipアッセイを用いて分析された後,UHRF1を標的とするsiRNAで一時的にトランスフェクションされた。RT-PCRと遺伝子発現マイクロアレイを用いて遺伝子発現を分析した。UHRF1の枯渇は,CRC細胞におけるゲノム全体のDNA脱メチル化を急速に誘導した。Infinium BeadChipアッセイおよび亜硫酸水素ピロシークエンシングは,CpG島,遺伝子体,遺伝子間領域および反復要素を含む全ゲノム領域にわたる有意な脱メチル化を明らかにした。しかしながら,実質的な脱メチル化にもかかわらず,UHRF1枯渇はCpG島の高メチル化関連遺伝子サイレンシングのみを最小限に逆転させた。対照的に,UHRF1枯渇とヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害の組合せはサイレンシング遺伝子を再活性化し,CRC細胞増殖を強く抑制した。UHRF1枯渇とHDAC阻害の組合せは,細胞周期関連遺伝子が著しくダウンレギュレートされたような遺伝子発現プロファイルの著しい変化も誘導した。著者らの結果は,(i)CRC細胞におけるDNAメチル化の維持がUHRF1に高度に依存することを示唆する;(ii)UHRF1枯渇は,サイレンシングされた遺伝子を完全に再活性化するには不十分であるが,DNA脱メチル化を急速に誘導する;(iii)UHRF1とHDACの二重標的化は,効果的な新しい治療戦略である可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現 
引用文献 (59件):
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