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J-GLOBAL ID:201902273095884465   整理番号:19A1875243

「量子ビームで拓く荷電膜の未来-ガンマ線・電子線からイオンビームへの展開-」高エネルギー重イオンビームによる海水濃縮用カチオン,アニオン交換膜の開発

Development of Cation and Anion Exchange Membranes for Saline Water Concentration using High-energy Heavy-ion Beams
著者 (6件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 208-216  発行年: 2019年07月25日 
JST資料番号: F0235A  ISSN: 0369-4550  CODEN: NKAGBU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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電気透析による塩水濃度への応用のために,いわゆるイオントラックグラフト法によりナノ構造制御カチオンとアニオン交換膜(CEMsとAEMs)を調製した。この新しい技術は,MeV-GeV重イオンビームによる高分子基板の照射を含み,ナノサイズの円筒状イオン飛跡を形成し,グラフト重合を一次元輸送経路の生成のためのイオン飛跡にのみ形成する。厚さ25μmのポリ(エチレン-co-テトラフルオロエチレン)膜を,3.0×10~8~1.0×10~9イオン/cm2のフルエンスで560MeV~129Xeまたは310MeV~84Krで照射した。照射された膜を,エチルp-スチレンスルホン酸(ETSS)とクロロメチルスチレン(CMS)のグラフト溶液に浸漬し,それから,それぞれ,ETSSユニットの加水分解とCMSユニットの四級化を行い,CEMsとAEMsを調製した。これらのCEMとAEMsは,非常に低い水取込でも,市販の膜よりも低い抵抗性を示した。これは,ユニークな一次元高度連結輸送経路によるイオンの著しく効率的な輸送によるものであろう。塩水濃度実験において,著者らのCEMと市販のAEMの対は,市販の膜の対よりも濃度チャンバーにおいてより高い塩濃度をもたらした。この結果は,塩水濃度に対するイオン-トラックグラフト化CEMとAEMsの大きな適用性を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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膜分離  ,  共重合 
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