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J-GLOBAL ID：201902274261911618   整理番号：19A2686165

共役重合体における酸化還元電位の温度係数の指標としての振動エントロピー

Vibrational entropy as an indicator of temperature coefficient of redox potential in conjugated polymers

著者 (6件)： IWAIZUMI Hiroki (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SUGANO Tomotsugu (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  YASUDA Takeshi (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Tsukuba, JPN) ,  SHIMOI Yukihiro (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Tsukuba, JPN) ,  KOBAYASHI Wataru (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  MORITOMO Yutaka (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 58  号： 9  ページ： 097004.1-097004.4  発行年： 2019年09月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,カソードとアノード材料の間の酸化還元電位(V)の熱係数α(=dV/dT)の差を用いて,環境熱が電池を充電状態にするができることを実証した。この電池では,αは素子性能を決定する重要なパラメータである。ここでは,プロトタイプの共役重合体,すなわちポリチオフェンおよび4種類のフルオレン系ポリマーにおけるαを系統的に調べた。αは,主鎖中のチオフェンの数比(r)により,r=0.0における1.08mVK^-1から,r=1.0における0.19mVK^-1まで,急激に増加することを見出した。この傾向は,構成分子の中性状態と酸化状態の間の振動エントロピーS_vibの変化の観点から良く理解された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *重合体 ,  *酸化還元電位 ,  *温度係数 ,  *エントロピー ,  電極材料 ,  *電池 ,  *充電 ,  プロトタイプ ,  ポリチオフェン ,  芳香族縮合炭化水素 ,  *共役重合体 ,  カソード材料【電池】 ,  アノード材料【電池】 ,  フルオレン類 ,  行為
準シソーラス用語： *振動エントロピー ,  カソード材料

分類 (2件)： 電池一般  (YB04010O) ,  酸化,還元  (CF02060T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 共役重合体 ,  酸化還元電位 ,  温度係数 ,  指標 ,  振動エントロピー