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J-GLOBAL ID：201902274278748443   整理番号：19A0185491

鳥取県中・東部における石造鳥居の被害調査(予報)-地震の災害遺構としての価値-

著者 (3件)： 塩見智子 ,  菅森義晃 (鳥取大 地域) ,  矢野孝雄 (鳥取大 地域)
資料名： 鳥取地学会誌
号： 19  ページ： 3-9  発行年： 2015年05月15日 
JST資料番号： L7519A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・鳥取県東部周辺の神社の損壊状況を調査し,地震で損壊した可能性が高い多数の石造鳥居を確認し,災害遺構としての価値を検討。
・鳥取市,倉吉市等から兵庫県新温泉町までに分布の神社の鳥居401基の被害状況を調査したが,花崗岩製鳥居が272基,凝灰岩製が84基。
・鳥居各部位の損壊状況を点数化して被害度を示し,建立年及び鳥取周辺で発生の地震の年代と推定震度をみると,損壊は1943年の9月の鳥取地震による可能性大と判断。
・鳥居を災害遺構として,歴史教育・防災教育に活用の可能性を期待。

シソーラス用語： 鳥取県 ,  構造物 ,  *石構造 ,  組積構造 ,  *門 ,  神社 ,  地震 ,  破壊 ,  *遺跡 ,  安全教育 ,  防災 ,  震災 ,  遺構 ,  石造構造物 ,  *鳥居 ,  防災教育

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (6件)：

• 浜田信生(1987)日本列島の内陸部に発生した被害 地震に伴う地震活動の再調査とその地震学的意義,気象庁研究報告,38,77-156.
• 金田平太郎・岡田篤正(2002)1943年鳥取地震の地表地震断層-現存資料の整理とその変動地形学的解釈-.活断層研究,21,73-91.
• 川辺孝幸(2007)2007年能登半島地震における石造鳥居の被害調査から推定される地震動-方法論-.地球科学,61,379-387.
• 西田良平(1991)山陰地域の地震活動.鳥取大学工学部研究報告,38,25-39.
• 谷口幸平(2008)鳥取東部,吉岡・鹿野断層の地形-地質学的研究.地域学部地域環境学科卒業論文.

タイトルに関連する用語 (8件)： 鳥取県 ,  鳥居 ,  被害調査 ,  予報 ,  地震 ,  災害 ,  遺構 ,  価値