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J-GLOBAL ID：201902274744481393   整理番号：19A1742730

全電化衛星

著者 (1件)： 杵淵紀世志 (JAXA)
資料名： 日本航空宇宙学会誌
巻： 67  号： 6  ページ： 227(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： F0230A  ISSN： 0021-4663  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・全電化衛星とは,全電化衛星向けの電気推進,全電化衛星の特徴理解のための簡易ミッション検討方法について解説。
・全電化衛星は,軌道保持やホイールアンローディング,ロケット分離後の軌道上昇も含め,化学推進を搭載せず全て電気推進のみによって行う静止衛星。
・欧米露および日本で開発している全電化衛星向けの電気推進を紹介したが,イオンエンジンと比べて比推力,推力のバランスが静止軌道の上昇に適しており,かつ低コストのホールスラスタが搭載されていると予測。
・簡易ミッション検討において,化学推進,電気推進(イオンエンジンおよびホールスラスタ)の必要推薬量の比較検討の結果を紹介。

シソーラス用語： *静止衛星 ,  *電気推進 ,  Hall効果 ,  イオンエンジン ,  推薬 ,  比推力 ,  推力 ,  軌道保持制御 ,  電気推進ロケットエンジン ,  *Hallスラスタ ,  静電加速型スラスタ ,  *飛翔体 ,  内燃機関 ,  熱機関
準シソーラス用語： 電気ロケットエンジン ,  静電エンジン ,  全電化衛星 ,  軌道保持

分類 (1件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y)

引用文献 (3件)：

• 1) 杵淵紀世志:全電化衛星の世界動向,日本航空宇宙学会誌,65(2017), pp. 274-279.
• 2) 鳩岡恭志,他:技術試験衛星9号機によるオール電化衛星の開発,日本航空宇宙学会誌,65(2017), pp. 309-313.
• 3) 全電化で人工衛星も長寿命,IHI技報,57, 3(2017), pp. 44-45.

タイトルに関連する用語 (2件)： 全電化 ,  衛星