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J-GLOBAL ID：201902278134037943   整理番号：19A0699268

サケ稚魚の降海行動が活発になるとき~時間別・日別データからの考察~

著者 (7件)： 長谷川功 (水産研究・教育機構) ,  森田健太郎 (水産研究・教育機構) ,  大熊一正 (水産研究・教育機構) ,  鈴木健吾 (水産研究・教育機構) ,  本多健太郎 (水産研究・教育機構) ,  中島歩 (水産研究・教育機構) ,  吉野州正 (水産研究・教育機構)
資料名： Salmon情報  (水産研究・教育機構研究開発情報)
号： 13  ページ： 14-19  発行年： 2019年03月 
JST資料番号： J0676B  ISSN： 1881-705X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・「サケ資源回帰率向上調査事業(水産庁委託事業)」の一環として実施したサケの降海行動に関する調査で得られた知見を紹介。
・夜間のいつ川を下るのかを把握するために1時間毎の降海行動と,冬から初夏にかけて降海する稚魚の経日変化を把握するために毎日の降海行動を北海道の2河川について調査。
・1時間毎の調査では放流方法が降海行動,特に降海する時間帯に影響する可能性が示唆,一方,毎日の調査では降海する稚魚の体サイズの経日変化について放流魚と野生魚間で差異があることが判明。

シソーラス用語： *サケ ,  *生物移動 ,  *放流 ,  北海道 ,  河川環境 ,  日変化 ,  夜 ,  *降海行動 ,  *種苗放流
準シソーラス用語： 体サイズ ,  夜間

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  増養殖の技術  (FH04020Y) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (24件)：

• 長谷川功・大熊一正・大貫努.2011.河川におけるサケとサクラマスの稚魚の定位点選択.日水誌,77: 1095-1097.
• 長谷川功・宮内康行・清水智仁.2014.北海道千歳川で冬季に自然産卵する野生サケの現状.魚雑,61: 125-127.
• Hasegawa, K., and Takahashi, S. 2013. Micro-scale environments along the seaward migration route of stocked chum salmon fry. Trans. Am. Fish. Soc., 142: 1232-1237.
• 隼野寛史・藤原真・杉若圭一・Irvine, J.R. 1997.増幌川に設置したスクリュートラップにおける魚類採捕個体数の日周変化.北海道立水産孵化場研報,51: 17-22.
• 北海道立総合研究機構・岩手県水産技術センター・十勝釧路管内さけ・ます増殖事業協会・渡島管内さけ・ます増殖事業協会・日高管内さけ・ます増殖事業協会・日本海さけ・ます増殖事業協会・水産研究・教育機構.2018.平成 29 年度サケ資源回帰率向上調査事業調査報告書.

タイトルに関連する用語 (3件)： サケ ,  稚魚 ,  降海行動