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J-GLOBAL ID:201902279877863386   整理番号:19A0592510

物理点近傍の格子QCDからのNωダイバリオン

NΩ dibaryon from lattice QCD near the physical point
著者 (13件):
資料名:
号: 18-121  ページ: 16p  発行年: 2018年10月08日 
JST資料番号: L0911B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ほぼ物理的クォーク質量(mπ≒146MeV および mK≒525MeV)をもつ(2+1)-フレーバ格子QCDから,S波およびスピン2チャネル(5S2)における核子(N)-オメガ(Ω)系を研究した。時間依存HAL QCD法を用いて,バリオン-バリオンポテンシャルに対する2バリオン相関関数の格子QCDデータを変換し,最終的に散乱オブザーバブルに変換した。NΩ(5S2)ポテンシャルはすべての距離において引力であり,ユニタリー性近傍で準束縛状態を生じることを見出した。このチャネルにおいて,QCD単独からの散乱長さ,有効範囲および結合エネルギーは,それぞれ,a0=5.30(0.44)(+0.16-0.01)fm, γeff=1.26(0.01)(+0.02-0.01)fm, B=1.54(0.30)(+0.04-0.10)MeVであることを読み出した。余分なCoulomb引力を含めて,pΩ-(5S2)の結合エネルギーは,BpΩ-=2.46(0.34)(+0.04-0.11)MeVになる。p-p,p-核および核-核衝突における2粒子相関を通して,このようなスピン-2 pΩ- 状態を探索できた。(翻訳著者抄録)
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