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J-GLOBAL ID:201902280179757793   整理番号:19A2199376

嚥下障害患者用ヨーグルト Lactococcus lactis subsp.cremoris FCで作製した発酵乳の物性と嚥下障害患者に対する適性

Physical Properties of Milk Fermented with Lactococcus lactis subsp. cremoris FC and Its Propriety for Dysphagia Patients
著者 (5件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 311-315  発行年: 2019年09月20日 
JST資料番号: F0106A  ISSN: 0368-5918  CODEN: KKGOAG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Lactococcus lactis subsp.cremoris(L.cremoris)FCはヨーグルト生産時の発酵に使用されるとき,乳中に菌体外多糖類(EPS)を生産し,高粘度ヨーグルトをもたらす。本研究において,L.cremoris FCと他の乳酸菌によって発酵させた脱脂乳を分析し,それらのEPSレベルと物理的性質,それらを用いて発酵させたヨーグルトの嚥下障害患者のため適性を比較した。L.cremoris FCで発酵した脱脂乳は,他の乳酸菌で発酵した脱脂乳よりも多くのEPSを含み,貯蔵弾性率(G′)が低かった。さらに,それはより凝集性のより高いテクスチャ-を有した。さらに,L.cremoris FCで作られたヨーグルトは,他の乳酸菌で作られたヨーグルトより嚥下障害患者で咽頭侵入と誤嚥の発生率が少なかった。結論として,L.cremoris FCで発酵された牛乳は大量のEPSを含み,従って,食塊形成と嚥下を容易にする正しい物理的性質を有する。したがって,著者らは,L.cremoris FCで発酵されたヨーグルトが,嚥下障害患者における嚥下のための訓練食品として,従来のヨーグルトより適切であると考える。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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乳製品 

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