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J-GLOBAL ID：201902282247633571   整理番号：19A0975278

多成分白鋳鉄の三体型アブレシブ摩耗特性【JST・京大機械翻訳】

Three body type abrasive wear characteristics of multi-component white cast irons

著者 (9件)： Kusumoto Kenta (Muroran Institute of Technology, Japan) ,  Shimizu Kazumichi (Muroran Institute of Technology, Japan) ,  Efremenko V.G. (Pryazovskyi State Technical University, Ukraine) ,  Hara Hiroya (Hokkaido special cast steel Co., Ltd., Japan) ,  Shirai Masato (Iwamizawa Imono. Co., Ltd., Japan) ,  ito Jun (Hokkaido special cast steel Co., Ltd., Japan) ,  Hatate Minoru (Kinki University, Japan) ,  gaqi Yila (Muroran Institute of Technology, Japan) ,  Purba Riki Hendra (Muroran Institute of Technology, Japan)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 426-427  号： PB  ページ： 122-127  発行年： 2019年 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アブレシブ摩耗は,建設機械パワーショベルとブルドーザのような歯とサスペンション部品で発生することができる。高い安全性と低コストを達成するためには,耐摩耗性材料の開発と摩耗中の寿命の推定が重要である。マトリックス中に溶解した合金元素の量は,合金の添加量により,炭化物のタイプと微細構造により変化した。しかし,実際の摩耗状況と環境再現性試験機との関係を考慮することは重要である。本研究では,炭化物形成を抑制するニッケル(Ni)を,マトリックス中への炭化物形成元素の固溶体を抑制することにより,従来のFe-2C-5Cr-5Mo-5W-5Nb-5Co系多成分白鋳鉄に添加した。この新しい材料の3種類のアブレシブ摩耗特性に及ぼすNiの影響を調べた。摩耗試験機にはゴムホイール型摩耗試験機を用いた。試験片は,196Nの荷重で100±1rpmで回転するゴムホイールの円周部に対してプレスされた。170~220μmのシリカ砂を,それらの間のpopから約4.2g/sの速度で供給し,摩耗試験を5分間行った。結果として,0Coと5Coの両試料において,3%Niを添加した試料は良好な3体型アブレシブ摩耗特性を示した。特に,3Ni-5Coの硬度は790HVの高い値を示し,最も優れた3種類のアブレシブ摩耗特性を示した。Coの添加の有無にかかわらず,0Niと5Ni試料の摩耗損失に差はなかった。これは620~690HVの間で硬度に有意差はなかった。その結果,摩耗損失は試験片の硬度の増加とともに減少する傾向があった。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 微細構造 ,  懸濁液 ,  炭化物 ,  *白鋳鉄 ,  耐摩耗性 ,  ニッケル ,  硬度 ,  合金 ,  *アブレシブ摩耗 ,  摩耗試験 ,  試験装置 ,  再現性 ,  二酸化ケイ素 ,  *摩耗 ,  固溶体

著者キーワード (4件)： アブレシブ摩耗 ,  多成分白鋳鉄 ,  熱処理 ,  マクロ硬度

分類 (2件)： 潤滑一般  (QB02010S) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 白鋳鉄 ,  体型 ,  アブレシブ摩耗