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J-GLOBAL ID：201902283613511543   整理番号：19A1655282

ヘキサブロモシクロドデカンの分析における堆積物試料の不均一性【JST・京大機械翻訳】

Inhomogeneity of sediment samples in analysis of hexabromocyclododecane

著者 (5件)： Ichihara Makiko (Osaka City Research Center of Environmental Science, Osaka, Japan) ,  Yamamoto Atsushi (Faculty of Environmental Studies, Tottori University of Environmental Studies, Tottori, Tottori, Japan) ,  Kakutani Naoya (Osaka Institute of Public Health, Osaka, Japan) ,  Takakura Koh-ichi (Department of Biological Resources Management, School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture, Hikone, Shiga, Japan) ,  Sudo Miki (Department of Biological Resources Management, School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture, Hikone, Shiga, Japan)
資料名： Environmental Monitoring and Assessment  (Environmental Monitoring and Assessment)
巻： 191  号： 7  ページ： 1-10  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0789B  ISSN： 0167-6369  CODEN： EMASDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)の分析法の再現性試験を堆積物試料で行った。最大HBCD濃度は,同一堆積物試料を用いても90倍の最小値を超えた。そこで,分析法のステップが変動を引き起こす要因であることを検討した。ブランク試験,抽出・精製法の確認試験を行った。これらの結果から,本解析法の精度については間違っていないことを確認した。これらの結果は,再現性試験におけるHBCD濃度の変動性が分析法によるものではなく,堆積物試料の不均一性に起因することを示している。堆積物中のアルミニウム,ケイ素,および有機炭素を測定し,これらの濃度とHBCD濃度の変動を比較した。これらの濃度は,HBCD濃度の変動性を示す同一試料内で類似の値であった。いくつかの試料中のHBCD濃度は有機炭素含有量と相関しなかった。これらの結果は,堆積物試料がそれ自身によって均一で,HBCDが堆積物中の有機炭素の均一性にもかかわらず不均一に分布していることを示唆している。HBCD濃度の変動性を有する堆積物試料は同一堆積物中で異なるHBCDジアステレオマ組成を示した。これは,試料が異なる履歴または点源から誘導されたHBCDを含むことを意味する。試料の均一性を分析するために試料量を増加させたが,試料がホットスポットを持つ場合,HBCD濃度は同一試料内で変化した。過去のモニタリングデータは堆積物中のHBCD濃度の過大評価あるいは過小評価を含む可能性がある。Copyright 2019 Springer Nature Switzerland AG Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ケイ素 ,  *堆積物 ,  ジアステレオマ ,  ホットスポット ,  *不均一性 ,  再現性 ,  有機炭素 ,  アルミニウム ,  ブランク ,  確認試験 ,  *ヘキサブロモシクロドデカン
準シソーラス用語： 過小評価 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ヘキサブロモシクロドデカン ,  臭素化難燃剤 ,  堆積物 ,  変動性 ,  不均質

分類 (1件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヘキサブロモシクロドデカン ,  分析 ,  堆積物 ,  試料 ,  不均一性