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J-GLOBAL ID：201902288023020472   整理番号：19A2931658

アルミノケイ酸塩融体の物性(粘度,モル体積,表面張力)と非架橋酸素濃度の相関

Relationship Between Physical Properties of Aluminosilicate Melts and Concentration of Non-bridging Oxygen: Viscosity, Molar Volume and Surface Tension

著者 (2件)： 助永壮平 (東北大学多元物質科学研究所) ,  柴田浩幸 (東北大学多元物質科学研究所)
資料名： まてりあ  (Materia Japan)
巻： 58  号： 11  ページ： 627-629(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： F0163A  ISSN： 1340-2625  CODEN： MTERE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・アルミノケイ酸塩融体は金属製錬やガラスの基本組成であり,本稿では,CaO-SiO₂系およびCaO-SiO₂-Al₂O₃系融体を対象に,液相線温度以上における粘度,モル体積,表面張力の非架橋酸素濃度に対する変化について議論。
・CaOなどの塩基性酸化物をケイ酸塩融体に添加すると網目構造の切れ目である「非架橋酸素,NBO)」が生成し,アルミニウムイオンで置換したアルミノケイ酸塩融体では2種類の架橋酸素が構成。
・それぞれの物性について非架橋濃度を軸に評価することで,物性変化のメカニズムを推測でき,モル体積は,CaO-SiO₂系よりもCaO-SiO₂-Al₂O₃系の方が大きいことが判明。

シソーラス用語： *アルミノケイ酸塩 ,  ケイ酸塩 ,  二成分系 ,  三成分系 ,  二酸化ケイ素 ,  酸化カルシウム ,  アルミナ ,  メルト ,  物理的性質 ,  *熱特性 ,  粘度 ,  モル体積 ,  界面張力 ,  酸素 ,  温度依存性 ,  構造
準シソーラス用語： シリカ ,  溶融体 ,  熱物性 ,  表面張力 ,  *非架橋酸素 ,  組成依存性 ,  局所構造

著者キーワード (6件)： physical property ,  viscosity ,  molar volume ,  surface tension ,  silicate melts ,  non-bridging oxygen

分類 (1件)： 液体の輸送現象一般  (BL06011A)

引用文献 (16件)：

• (1) J. W. Tomlinson, M. S. R. Haynes and J. O'M. Bockris: Trans. Faraday Soc., 54(1958), 1822-1833.
• (2) R. Kammel and H. Winterhager: Erzmetall, 18(1965), 9-17.
• (3) J.O'M. Bockris and D. C. Lowe: Proc. Roy. Soc. London A, 226(1954), 423-435.
• (4) P. Kozakevitch: Rev. Metall., 57(1960), 149-160.
• (5) J. S. Machin and D. L. Hanna: J. Am. Ceram. Soc., 28(1945), 310-316.

タイトルに関連する用語 (8件)： アルミ ,  ケイ酸塩融体 ,  物性 ,  粘度 ,  モル体積 ,  表面張力 ,  非架橋酸素 ,  相関