文献
J-GLOBAL ID:201902289161763766   整理番号:19A1692092

多糖含有有機性廃棄物の高温L-乳酸発酵処理の効率化に関する研究

IMPROVEMENT OF THERMOPHILIC L-LACTIC ACID FERMENTATION OF ORGANIC WASTE CONTAINING POLYSACCHARIDE
著者 (7件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: III_93-III_100(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0108A  ISSN: 2185-6648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では有機性廃棄物から生分解性プラスチックの原材料となるL-乳酸を得る非滅菌高温L-乳酸発酵処理法の効率化について検討した.L-乳酸の収率向上のためには,でんぷん等の多糖の転換効率を上げることが重要になる.そこで,模擬生ごみを用いて,多糖からL-乳酸発酵を促進する成分の探索,共存物質としての有機性窒素化合物やミネラル分添加の効果,温度やpHの環境条件の影響について調査するとともに,多糖含有有機素材である多収穫米からの非滅菌高温L-乳酸発酵処理特性と効率化について検討した.共存素材の影響については,バナナの果皮が全糖分解およびL-乳酸発酵を促進すること,溶性でんぷんの発酵前の加熱処理効果は限定的であること,Yeast Extractおよびポリペプトンの添加は全糖分解率および乳酸収率を向上させることを明らかにし,米の発酵における最適添加濃度を把握した.一方,ミネラルの添加は,有機窒素窒素化合物添加に比べて促進効果が小さく,温度を37°Cから70°C,またpHを4.5から7に変化させた実験結果より,米を基質としたL-乳酸発酵において,温度55°C,pH5.5が最適条件であることを提示した.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (3件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
廃棄物処理一般  ,  ゴム・プラスチック工業一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (22件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る