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J-GLOBAL ID：201902290423967065   整理番号：19A1945897

スマート窓用ITO電極への可逆Ag電気めっき【JST・京大機械翻訳】

Reversible Ag electroplating onto ITO electrode for smart window

著者 (3件)： Aoki Atsushi (Graduate School of Engineering, Nagoya Institute of Technology, Gokiso-cho, Showa-ku, Nagoya, 466-8555, Japan) ,  Ito Akira (Graduate School of Engineering, Nagoya Institute of Technology, Gokiso-cho, Showa-ku, Nagoya, 466-8555, Japan) ,  Watanabe Shigeki (Toyota Boshoku Corporation, 88 Kanayama, Kamebuki-cho, Toyota, 470-0395, Japan)
資料名： Solar Energy Materials and Solar Cells  (Solar Energy Materials and Solar Cells)
巻： 200  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0513C  ISSN： 0927-0248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ag膜の電気めっきと電気溶解による可逆的エレクトロクロミックミラーを,Ag臭化物イオン錯体を用いることなく,透明ITO電極上に形成することに成功した。Pdナノ粒子を,Ag膜の鏡表面を形成するための前処理として,クロノポテンシオメトリーによりITO電極上に最初に堆積した。ITO電極上にPdナノ粒子を含まないと,ITO電極上のより少ない分散性で非常に大きなAg半球結晶からの光散乱のために,堆積したAg膜は外観上不透明な白色になった。しかし,Agミラー表面形成はITO電極上へのPdナノ粒子の堆積に加えて電解質への添加も必要とした。電解質添加剤2-ヒドロキシピリジン(2-HP)とクエン酸をこの目的のために研究した。2-HPを用いた定陰極電流の電気めっき条件で黄色の滑らかなAg鏡面が得られたが,一定の陽極電流でのAg膜の電気溶解はITO電極上への残留物のため不完全であり,Agめっき溶液(電解質)の色はこの添加物の酸化により透明から褐色に変化した。しかし,クエン酸を添加剤として用いると,一定のカソード電流を用いた電気めっきにより滑らかなAgミラー表面が形成された。SEM観察は,2-HP添加物と同様に異方性Ag結晶成長を示した。クエン酸の異方性比は2-HPのそれよりも大きいので,Agミラー状態を形成するめっき時間は2-HP添加物のそれより短くなった。クエン酸による定陽極電流でのAg膜の電解溶解は,約70%の透過率で透明ITO電極にほとんど戻り,電気めっき浴の溶液色は無色で明確であることを示した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *電気めっき ,  *めっき ,  めっき液 ,  カソード ,  ナノ粒子 ,  異方性 ,  結晶 ,  電流 ,  電解 ,  溶解 ,  *銀 ,  パラジウム ,  アノード ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： *ITO電極 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 銀ミラー ,  電気めっき ,  電解溶解 ,  スマート窓

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

物質索引 (1件)： クエン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 窓 ,  ITO電極 ,  Ag ,  電気めっき