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J-GLOBAL ID:201902291795909987   整理番号:19A1412435

アデノシンの酸化に伴うプロトン移動【JST・京大機械翻訳】

Proton Transfer Accompanied by the Oxidation of Adenosine
著者 (11件):
資料名:
巻: 25  号: 32  ページ: 7711-7718  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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多数の実験的及び理論的研究にもかかわらず,2′-デオキシアデノシン5′-一リン酸(5′-dAMP,A)の酸化を伴うプロトン移動はまだ論争中である。この問題を解決するために,パルス放射線分解と組み合わせた過渡吸収(TA)と時間分解共鳴Raman(TR~3)分光法を用いて,酸性と中性溶液中のAの酸化を調べた。Aの定常状態Raman信号は溶液pHにより有意に影響されたが,アデノシン濃度(2~50mm)では影響されなかった。より具体的には,酸性および中性溶液中のAはそれぞれプロトン化(AH+(N1+H+))および中性(A)型に存在する。一方,中性pHで観測されたTAスペクトル変化は,パルス放射線分解により生成されたラジカルカチオン(A+)がN_6からのイミノプロトンの損失を通してA(N_6-H)に急速に変換されることを明らかにした。対照的に,酸性pH(<4)では,AH+(N1+H+)のパルス放射線分解により生成したAH2+(N1+H+)は,溶液pHより高いAH2+(N1+H+)のpK_a値により脱プロトン化過程を起こさなかった。さらに,本研究で示した結果は,A,AH+(N1+H+),およびそれらのラジカル種が2~50mmの濃度範囲で単量体として存在することを示した。AH+(N1+H+)のRamanバンドと比較して,AH2+(N1+H+)のTR3バンドは著しく下方シフトし,AH2+(N1+H+)の共鳴構造によるピリミジンとイミダゾール環の結合次数の減少を示した。一方,A~(N6-H)はN6位置でのジプロトン化によるピリミジン+NH_2切断振動に対応するRamanバンドを示さなかった。これらの結果は,酸性および中性溶液中でのアデノシンの酸化によって生成された最終生成物を支持し,それぞれAH2+(N1+H+)およびA(N6-H)であった。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
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光化学反応,ラジカル反応  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  第11族,第12族元素の錯体 
タイトルに関連する用語 (3件):
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