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J-GLOBAL ID:201902295457344455   整理番号:19A2004397

冬季の生食用新タマネギに対する消費者ニーズ

Consumers’ Needs for Fresh Onions for Eating Raw that are Produced in Winter Season
著者 (3件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 58-65  発行年: 2019年07月 
JST資料番号: L7849A  ISSN: 2187-297X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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わが国で冬季に流通するタマネギの多くは北海道産である.北海道産のタマネギは長期保存に適するが,固くて辛味が強いため,生食には向いていない.現在,東北地域において,西日本の暖地で行われているセット栽培の技術を応用して,柔らかくてみずみずしい生食用の新タマネギを冬季に生産する新しい作型が開発されている.本稿の目的は,冬季の生食用新タマネギに対する消費者ニーズを明らかにすることである.アンケートは首都圏と東北地域の消費者1,000名を対象にWeb上で行われた.その結果,58%の回答者が自宅でタマネギを生食することがあると答えた.そのうちの66%は,生食時には生食用のタマネギを利用することを望んでいた.また,これらの消費者は,年間を通じて生食用のタマネギを入手したいと考えていることもわかった.現在,冬季に暖地で生産されている新タマネギについては,61%の消費者が知らないと答えており,認知度は低い.しかし,東北地域で冬季に新タマネギが生産された場合には,購入意向を示す消費者が83%に上った.以上のことから,冬季の生食用新タマネギは消費者のニーズに合致しており,実際に店頭に並べば,消費者に受け入れられる可能性が高いと結論づける.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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農業経済,農業経営  ,  野菜 
タイトルに関連する用語 (4件):
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