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J-GLOBAL ID:201902297376017497   整理番号:19A0005378

局所宇宙線スペクトルと内部銀河のγ線放射率における白色矮星からのGeV宇宙線の証拠

Evidence for GeV cosmic rays from white dwarfs in the local cosmic ray spectra and in the gamma-ray emissivity of the inner Galaxy
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 29.1-29.14  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近の観測により,電子は約10GeVまで加速され,二つの磁気白色矮星(WD)においてシンクロトロン硬X線を放出することが分かった。これはまた,激変型変光星(CV)として知られている。WDの新星アウトバーストにおいて,多重GeVγ線が検出され,陽子が100GeV以上に加速されることを意味した。最近の光学的探索において,WD密度は銀河円盤よりも太陽付近で約2倍高いことが分かった。局所的なCVと新星によって生成された宇宙線(CR)は,106-107yrの間,局所的バブルに蓄積する。これらの知見について,観測されたCRスペクトルにおける歴史的なCVと新星からCRを探索した。可能な限り観測データに基づく銀河と局所成分の和として,ヘリオポーズにおけるCRスペクトルをモデル化した。初期銀河CR電子と陽子スペクトルをγ線放射率,CVでの硬X線スペクトルからの局所電子スペクトル,および新星でのγ線スペクトルからの局所陽子スペクトルから推定した。次に,これらのスペクトル形状を,CRエネルギーの多項式関数の簡単な集合で表現し,地球近傍の高エネルギー(>100GeV)CRスペクトルに対して回帰的に適合させ,ヘリオポーズにおけるVoyager-1スペクトルを再現した。次に,モデル化を核CRスペクトルに拡張し,一つのスペクトル形状が全ての局所核CRに適合し,核CRスペクトルの見かけの硬化が約100~200GeVの局所核スペクトルのロールダウンにより引き起こされることを見出した。すべての局所CRスペクトルは,100~200GeV以下の制限されたエネルギーバンドを占有し,約10GeV以下のγ線放射率を増強した。このような増強は内部銀河で観測され,CVと新星からのCRフラックスが実質的に高いことを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
宇宙線起源  ,  恒星 

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