特許
J-GLOBAL ID:201903003239478753

細胞内容物の回収方法および回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 海野 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-160962
公開番号(公開出願番号):特開2019-037159
出願日: 2017年08月24日
公開日(公表日): 2019年03月14日
要約:
【課題】 弱い吸引圧で細胞膜に穴をあけることができ、且つ細胞外からの不純物の混入を抑えることができる細胞内容物の回収方法および回収装置を提供する。【解決手段】 本発明の細胞内容物の回収方法は、溶液30内において、貫通孔10を備えるプレート20を挟んで一方の側A1に細胞40を配置する第1ステップと、前記プレートを挟んで他方の側A2から前記貫通孔を介して前記溶液を吸引することで前記細胞の細胞膜41を前記貫通孔に密着させる第2ステップと、前記他方の側を細胞膜溶解液31で満たすことで前記貫通孔を介して当該細胞膜溶解液に接触する前記細胞膜の一部を溶解させる第3ステップと、前記他方の側から前記貫通孔を介して吸引することで前記細胞膜の溶解箇所に穴42をあける第4ステップと、前記細胞膜の穴から前記細胞の内容物43を吸引する第5ステップを少なくとも備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶液内において、貫通孔を備えるプレートを挟んで一方の側に細胞を配置する第1ステップと、 前記プレートを挟んで他方の側から前記貫通孔を介して前記溶液を吸引することで前記細胞の細胞膜を前記貫通孔に密着させる第2ステップと、 前記他方の側を細胞膜溶解液で満たすことで前記貫通孔を介して当該細胞膜溶解液に接触する前記細胞膜の一部を溶解させる第3ステップと、 前記他方の側から前記貫通孔を介して吸引することで前記細胞膜の溶解箇所に穴をあける第4ステップと、 前記細胞膜の穴から前記細胞の内容物を吸引する第5ステップを少なくとも備えることを特徴とする細胞内容物の回収方法。
IPC (3件):
C12Q 1/02 ,  C12N 5/00 ,  C12M 1/00
FI (3件):
C12Q1/02 ,  C12N5/00 ,  C12M1/00 A
Fターム (19件):
4B029AA15 ,  4B029AA27 ,  4B029BB11 ,  4B029BB12 ,  4B029CC01 ,  4B029CC02 ,  4B029CC03 ,  4B029DG08 ,  4B029GB05 ,  4B063QA20 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ08 ,  4B063QR72 ,  4B063QR77 ,  4B063QR90 ,  4B063QS40 ,  4B065AA87X ,  4B065BD01 ,  4B065BD50
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • BMC Molecular Biology, 2010, Vol.11, Article82
審査官引用 (1件)
  • BMC Molecular Biology, 2010, Vol.11, Article82

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