特許
J-GLOBAL ID:201903003664955883

緩み止め機能付きナット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人綾田事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-207163
特許番号:特許第6470466号
出願日: 2018年11月02日
要約:
【課題】 振動に対する緩み止め効果の高い緩み止め機能付きナットの提供。 【解決手段】 ナット1と、ゼンマイバネ2と、ナット1を螺合するボルト挿通穴31を有し底面にナット1を締め付ける方向に反発力を作用させる左巻きの棒状ゼンマイバネ2を収容する円形状窪み部32を有する円盤状のバネカバー3と、中央にボルト1の螺子部直径よりは大径の軸受穴41を有しバネカバー3の窪み部32を塞ぐ円盤状の板体4と、を主な構成として備え、バネカバー3は、ナット1の底面に固定され、板体4は、先端開口縁部をナット1の底部側ネジ穴開口縁部に固定された軸管5に対し軸受穴41を回転自在に装着して軸管5の下端開口縁部に備えた拡径部51で板体4の抜け落ちが阻止され、ゼンマイバネ2の中心側端部は板体側に固定され、外周側端部にはバネカバーと板体の対面方向に移動可能な係合ピンを備え、バネカバー3と板体4のそれぞれの対向する外周縁部に沿って係合ピン21が係合する複数の係合穴33、42が切り起こしにより形成されている。 【選択図】 図4
請求項(抜粋):
【請求項1】 ナットと、ゼンマイバネと、ナットに螺合するボルトを挿通するボルト挿通穴を有し底面にナットを締め付ける方向に反発力を作用させる左巻きの棒状ゼンマイバネを収容する円形状窪み部を有する円盤状のバネカバーと、中央にボルトの螺子部直径よりは大径の軸受穴を有しバネカバーの窪み部を塞ぐ円盤状の板体と、を主な構成として備え、 前記バネカバーは、ナットの底面に固定され、 前記板体は、先端開口縁部をナットの底部側ネジ穴開口縁部に固定された軸管に対し軸受穴を回転自在に装着し、軸管の下端開口縁部には板体の抜け落ちを阻止する拡径部を有し、 前記ゼンマイバネの中心側端部は板体側に固定され、外周側端部にはバネカバーと板体の対面方向に移動可能な係合ピンを備え、 前記バネカバーと板体のそれぞれの対向する外周縁部に沿って係合ピンが係合する複数の係合穴が切り起こしにより形成されていることを特徴とする緩み止め機能付きナット。
IPC (1件):
F16B 39/22 ( 200 6.01)
FI (1件):
F16B 39/22 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 緩み止めナット装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-295578   出願人:小久江智志
  • ナット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-041478   出願人:種市薫

前のページに戻る