特許
J-GLOBAL ID:201903004234981348
薬剤感受性試験システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人平木国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-239184
公開番号(公開出願番号):特開2019-041774
出願日: 2018年12月21日
公開日(公表日): 2019年03月22日
要約:
【課題】ATP法を利用した従来の菌の増殖判定では、培養時間の経過に伴う生菌ATPの増減により菌の増殖を判定するため、薬剤感受性培養実施中に生菌ATPの測定を複数回実施する必要があり、測定毎に試料調製の手間がかかるとともに、薬剤感受性結果を迅速に入手することが困難であった。【解決手段】そこで、本発明では、培養液中の死菌由来のATP発光量に基づいて、菌の薬剤への感受性の有無を判定する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
培養液中で菌体の培養を行う培養装置と、
前記菌体を含む培養液が分配される分配容器に薬剤を注入し、第1の発光測定容器上に設けられ、かつ底部にフィルタを有するフィルタリング容器と、第2の発光測定容器とに対し、それぞれ前記分配容器から前記培養液を分注する分注装置と、
前記フィルタリング容器内の前記培養液をろ過して、前記第1の発光測定容器内にろ液を得るろ過装置と、
前記第1の発光測定容器内の前記ろ液及び前記第2の発光測定容器内の前記培養液のATP発光計測を行う計測部と、前記菌体の前記薬剤への感受性の有無を判定する判定部と、を有する試験装置と、
前記判定の閾値を記憶する記憶部と、を備え、
前記計測部は、前記第2の発光測定容器内の前記培養液中の生菌由来のATP発光量と、前記第1の発光測定容器内の前記ろ液中の死菌由来のATP発光量と、を計測し、
前記判定部は、前記閾値を参照し、前記生菌由来のATP発光量と、前記死菌由来のATP発光量と、の間の発光量比及び前記閾値の比較結果に基づいて、前記菌体の前記薬剤への感受性の有無を判定する、ことを特徴とする薬剤感受性試験システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
4B029AA07
, 4B029BB02
, 4B029CC01
, 4B029GA03
引用特許:
引用文献:
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