特許
J-GLOBAL ID:201903005941239522
カーボンナノチューブ被覆砥粒
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
木下 茂
, 澤田 優子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-124108
公開番号(公開出願番号):特開2019-006902
出願日: 2017年06月26日
公開日(公表日): 2019年01月17日
要約:
【課題】樹脂複合材料の強度、電気・熱伝導性を付与し、砥粒加工用工具(砥石)の砥粒保持力を向上させるために、砥粒と母相である樹脂の界面接着強度を向上させることができる被覆砥粒を提供する。【解決手段】カーボンナノチューブ(CNT)被覆砥粒4は、CNT8が絡み合うように構成されたCNT被覆7を砥粒6の表面に備え、砥粒は、表面側に官能基Xを有し、前記CNT8は、表面側に官能基Yを有しており、前記官能基Xと前記官能基Yとを構成要素とする化学結合Cからなる化学結合相CLが、前記CNT被覆7と前記砥粒6の界面に存在する。さらに、CNT被覆砥粒4の最表面に、樹脂材料と化学結合を形成する官能基Zが存在することが好ましい。前記官能基Zは、共重合体を介して表面に配置されることが好ましい。共重合体は、2-オキサゾリン系モノマー(a)を含有することが好ましい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
砥粒の表面に、カーボンナノチューブが絡み合うように構成されたカーボンナノチューブ被覆を備えたカーボンナノチューブ被覆砥粒であり、
前記砥粒は、表面側に官能基Xを有し、
前記カーボンナノチューブは、表面側に官能基Yを有しており、
前記官能基Xと前記官能基Yとを構成要素とする化学結合を有する化学結合相CLが、
前記カーボンナノチューブ被覆と前記砥粒の間に存在し、
カーボンナノチューブ被覆砥粒の最表面に官能基Zを有する化学結合相CL’が存在し、
前記官能基Zが、オキサゾリン基、イソシアネート基、エポキシ基、酸無水物官能基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基、からなる群から選択された1種以上の官能基であることを特徴とするカーボンナノチューブ被覆砥粒。
IPC (2件):
FI (3件):
C09K3/14 550F
, B24D3/00 330Z
, B24D3/00 320B
Fターム (6件):
3C063BB02
, 3C063BB15
, 3C063BC10
, 3C063CC30
, 3C063EE40
, 3C063FF08
引用特許:
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