特許
J-GLOBAL ID:201903006023002559
焼入れ用治具およびはすば歯車の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人ブライタス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-029371
公開番号(公開出願番号):特開2019-143210
出願日: 2018年02月22日
公開日(公表日): 2019年08月29日
要約:
【課題】複数の環状のはすば歯車素材を、歪みの発生を抑制しつつ同時に冷却することができる、はすば歯車素材の焼入れ用治具およびはすば歯車の製造方法を提供する。【解決手段】複数の治具30は、はすば歯車素材100を支持部材106に吊るした状態で油中で冷却する際に用いられる。油中でのはすば歯車素材100の冷却時には、複数の治具30と複数のはすば歯車素材100とが支持部材106の長さ方向に交互に並ぶように配置される。治具30は、互いに間隔をおいて設けられかつはすば歯車素材100の側面に接触できる複数の変形規制部32と、複数の変形規制部32を保持する保持部34とを含む。複数の変形規制部32は、少なくとも4箇所ではすば歯車素材100の側面に接触できる。上記4箇所は、はすば歯車素材100の周方向において90°間隔で存在する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
鋼からなりかつ環形状を有する複数のはすば歯車素材を、加熱した後、長尺状の支持部材の長さ方向に並ぶように前記支持部材に吊るした状態で油中で冷却して焼入れ処理を施すことによってはすば歯車を製造するに際して、前記油中での冷却時に用いられる焼入れ用の治具であって、
前記油中での冷却時には、複数の前記治具と前記複数のはすば歯車素材とが前記支持部材の長さ方向に交互に並ぶように配置され、
前記治具は、互いに間隔をおいて設けられかつ前記交互に並ぶように配置された状態において前記はすば歯車素材の側面に接触できる複数の変形規制部と、前記複数の変形規制部を保持する保持部とを含み、
前記交互に並ぶように配置された状態において、前記複数の変形規制部は、少なくとも4箇所ではすば歯車素材の前記側面に接触でき、
前記4箇所は、前記はすば歯車素材の周方向において90°間隔で存在する、治具。
IPC (3件):
C21D 9/32
, C21D 1/63
, C21D 1/00
FI (4件):
C21D9/32 B
, C21D9/32 A
, C21D1/63
, C21D1/00 F
Fターム (12件):
4K034AA02
, 4K034BA05
, 4K034DB03
, 4K034FA06
, 4K034GA07
, 4K042AA18
, 4K042BA10
, 4K042BA13
, 4K042CA15
, 4K042DA01
, 4K042DD03
, 4K042EA01
引用特許:
出願人引用 (5件)
-
熱処理用治具
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-077564
出願人:富士重工業株式会社
-
被処理物の焼入装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-232668
出願人:三菱自動車工業株式会社
-
焼入れ用治具および焼入れ方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-153289
出願人:日産自動車株式会社
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