特許
J-GLOBAL ID:201903007414471770
投射先同定装置、投射先同定方法及びプログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
岩池 満
, 菅沼 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-146456
公開番号(公開出願番号):特開2019-024386
出願日: 2017年07月28日
公開日(公表日): 2019年02月21日
要約:
【課題】多点の光刺激を用いることで、多数の脳領域の多数の神経細胞からの多数の投射先を効率的に同定する技術を提供すること。【解決手段】取得部52は、2以上の記録サイト近傍に存在する多数の神経細胞から発生するスパイク信号を取得する。刺激制御部51は、前記スパイク信号をもとに所定の方式に基づいて、2以上の投射先候補の中から1つを選び光刺激を照射するタイミングを決定する。管理部53は、光刺激を与えた際に、当該光刺激の事前又は事後の所定の時間の全記録サイトにおけるスパイク信号を、アンチ応答、および、コリジョン応答に判別して取得する。アンチ応答管理部81は、当該アンチ応答に関する情報を取得し管理する。コリジョン応答管理部82は、当該コリジョン応答に関する情報を取得し管理する。優先度制御部54は、アンチ応答情報及びコリジョン応答情報に基づいて優先度を修正決定する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
所定の投射元細胞に対して、K個(Kは2以上の整数値)の投射先候補の中から、1以上の投射先を同定する投射先同定装置において、
所定の方式に基づいて、L個(Lは2以上の整数値)の記録サイト(R-1乃至R-L)で多数の神経細胞のスパイク信号を記録するスパイク信号取得手段と、
前記スパイク信号情報に基づいて投射先候補に刺激を与える効率的なタイミングを決定する刺激タイミング決定手段と、
投射先候補に刺激が与えられた際の、当該刺激の事前又は事後の所定の時間におけるスパイク信号情報に基づいて、前記投射先候補が真に投射先であるかどうかを判定する投射先判定手段と、
前記投射先判定手段の判定結果とスパイク信号情報に基づいて、前記刺激タイミング決定の仕方を修正する優先度制御手段と、
を備える神経細胞の投射先同定装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
4B029AA07
, 4B029BB11
, 4B029FA15
, 4B065AA93X
, 4B065AC20
, 4B065BD50
, 4B065CA46
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
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In Vivo Spiking Dynamics of Intra- and Extratelencephalic Projection Neurons in Rat Motor Cortex
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