特許
J-GLOBAL ID:201903008501174290

危険行動予測装置、予測モデル生成装置および危険行動予測用プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橘 和之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-088828
公開番号(公開出願番号):特開2019-194807
出願日: 2018年05月02日
公開日(公表日): 2019年11月07日
要約:
【課題】電子カルテに含まれる文章から転倒の発生を精度よく予測できるようにする。【解決手段】患者の電子カルテに含まれるm個の文章を入力する学習用データ入力部10と、m個の文章からn個の単語を抽出し、m個の文章およびn個の単語間の関係性を反映した類似性指標値を算出する類似性指標値算出部100と、1つの文章についてn個の類似性指標値から成る文章指標値群をもとに、m個の文章を複数の事象に分類するための分類モデルを生成する分類モデル生成部14と、予測用データ入力部20により入力される文章から類似性指標値算出部100により算出される類似性指標値を分類モデルに適用することにより、予測対象の文章から転倒発生の可能性を予測する危険行動予測部21とを備え、どの単語がどの文章に対してどの程度寄与しているのかを表した類似性指標値を用いて高精度な分類モデルを生成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
危険行動を起こしたか否かについて既知である患者に関する医療情報に含まれるm個(mは2以上の任意の整数)の文章を学習用データとして入力する学習用データ入力部と、 上記学習用データ入力部により上記学習用データとして入力された上記m個の文章を解析し、当該m個の文章からn個(nは2以上の任意の整数)の単語を抽出する単語抽出部と、 上記m個の文章をそれぞれ所定のルールに従ってq次元(qは2以上の任意の整数)にベクトル化することにより、q個の軸成分から成るm個の文章ベクトルを算出する文章ベクトル算出部と、 上記n個の単語をそれぞれ所定のルールに従ってq次元にベクトル化することにより、q個の軸成分から成るn個の単語ベクトルを算出する単語ベクトル算出部と、 上記m個の文章ベクトルと上記n個の単語ベクトルとの内積をそれぞれとることにより、上記m個の文章および上記n個の単語間の関係性を反映したm×n個の類似性指標値を算出する指標値算出部と、 上記指標値算出部により算出された上記m×n個の類似性指標値を用いて、1つの文章についてn個の類似性指標値から成る文章指標値群をもとに、上記危険行動が発生する可能性の高さについて上記m個の文章を分類するための分類モデルを生成する分類モデル生成部と、 予測対象とする患者に関する医療情報に含まれるm’個(m’は1以上の任意の整数)の文章を予測用データとして入力する予測用データ入力部と、 上記予測用データ入力部により入力された上記予測用データに対して上記単語抽出部、上記文章ベクトル算出部、上記単語ベクトル算出部および上記指標値算出部の処理を実行することによって得られる類似性指標値を、上記分類モデル生成部により生成された上記分類モデルに適用することにより、上記予測対象とする患者が上記危険行動を起こす可能性を予測する危険行動予測部とを備えたことを特徴とする危険行動予測装置。
IPC (3件):
G06F 16/00 ,  G06F 16/30 ,  G06N 20/00
FI (4件):
G06F17/30 220Z ,  G06F17/30 210D ,  G06F17/30 170A ,  G06N99/00 150
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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