特許
J-GLOBAL ID:201903008713716824

車両用空調装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 永井 浩之 ,  中村 行孝 ,  佐藤 泰和 ,  朝倉 悟 ,  堀田 幸裕 ,  森 秀行
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-099886
公開番号(公開出願番号):特開2017-206125
特許番号:特許第6559611号
出願日: 2016年05月18日
公開日(公表日): 2017年11月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 車室内の空気を調和する車両用空調装置であって、 ケースと、 前記ケース内に設けられた上側送風路及び下側送風路と、 前記上側送風路と前記下側送風路とを互いに分離する壁と、 前記上側送風路及び前記下側送風路内にそれぞれ位置する上側部分及び下側部分を有する冷却用熱交換器と、 前記冷却用熱交換器の下流側において前記上側送風路及び前記下側送風路にそれぞれ位置する上側部分及び下側部分を有する加熱用熱交換器と、 前記上側送風路に設けられ、前記冷却用熱交換器から流出した空気を前記加熱用熱交換器を迂回させて下流側に流すことを可能とする上側バイパス経路と、 前記下側送風路に設けられ、前記冷却用熱交換器から流出した空気を前記加熱用熱交換器を迂回させて下流側に流すことを可能とする下側バイパス経路と、 前記冷却用熱交換器と前記加熱用熱交換器との間において前記上側送風路に設けられ、前記冷却用熱交換器の前記上側部分から流出した空気の量に対する前記上側バイパス経路を通過する空気の量の比率である第1の迂回比率を調節する上側温調ドアと 前記冷却用熱交換器と前記加熱用熱交換器との間において前記下側送風路に設けられ、前記冷却用熱交換器の前記下側部分から流出した空気の量に対する前記下側バイパス経路を通過する空気の量の比率である第2の迂回比率を調節する下側温調ドアと、 前記上側送風路及び前記下側送風路から流出する空気が流入する混合室であって、前記加熱用熱交換器の前記上側部分を通過した空気と前記上側バイパス経路を通過した空気とが混合される上側混合空間と、前記加熱用熱交換器の前記下側部分を通過した空気と前記下側バイパス経路を通過した空気とが混合される下側混合空間と、を含む混合室と、 前記上側混合空間に面したデフロスタ吹出通路及びベント吹出通路と、 前記下側混合空間に面したフット吹出通路と、 前記デフロスタ吹出通路の開口面積を調整するデフロスタドアと、前記ベント吹出通路の開口面積を調整するベントドアと、前記フット吹出通路の開口面積を調整するフットドアと、 少なくとも前記上側温調ドア、前記下側温調ドア、前記デフロスタドア、前記ベントドア及び前記フットドアの動作を制御する制御部と、 を備え、 前記制御部は、暖房起動制御を行うとき、前記第1の迂回比率及び前記第2の迂回比率がともに実質的にゼロとなるように前記上側温調ドア及び前記下側温調ドアを位置決めし、かつ、前記混合室を通流した空気が前記デフロスタ吹出通路を通過できるように前記デフロスタドアを制御し、その後、車室内温度の上昇に伴い車室内に供給される調和空気の温度を徐々に低下させてゆくときに、前記第2の迂回比率が前記第1の迂回比率よりも先に増加するように前記上側温調ドア及び下側温調ドアを制御する、車両用空調装置。
IPC (1件):
B60H 1/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
B60H 1/00 102 H ,  B60H 1/00 102 A ,  B60H 1/00 103 P ,  B60H 1/00 103 L
引用特許:
出願人引用 (3件)

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