特許
J-GLOBAL ID:201903009269787732

電動機の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人綿貫国際特許・商標事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-210465
特許番号:特許第6495528号
出願日: 2018年11月08日
要約:
【課題】PWMオフサイクルにおける通電二相の接続を最適化し開放相ブレーキ電流を解消する二相通電方法(誘起電圧クランプレス通電方法)を用いたモータ駆動方法を提供する。 【解決手段】MPU51はADコンバータ54の出力に応じて当該PWM周期内の遮断期間の電源相及び接地相の出力状態を切り替え、開放相の誘起電圧が中性点電位に対して正の時は遮断期間において接地相を接地電源に接続し電源相も接地電源に接続するかまたはハイインピーダンス状態とし、開放相の誘起電圧が中性点電位に対して負の時は遮断期間において電源相を正極電源に接続し接地相も正極電源に接続するかまたはハイインピーダンス状態とする。 【選択図】図9
請求項(抜粋):
【請求項1】 永久磁石界磁を有する回転子と三相コイルを有する固定子を備える電動機を、パルス幅変調(PWM)方式にて二相通電する電動機の駆動方法であって、 前記永久磁石界磁位置を検出あるいは推定する位置検出回路と、 三相コイル電圧をAD変換して制御回路に送出する測定回路と、 ハーフブリッジ型インバータ回路を介して前記三相コイルに双方向通電する出力回路と、 上位コントローラからのトルク指令に基づいてPWM方式にてコイル出力を制御し、連続回転が可能な通電角度情報と通電パターン情報とを記憶し、前記位置検出回路の出力に基づいて前記出力回路を制御して通電状態を切り替える制御回路と、を備え、 PWM周期内の通電期間において正極電源に接続する相を電源相、接地電源に接続する相を接地相、ハイインピーダンス(開放)状態とする相を開放相とし、三相の共通接続点電位を中性点電位として、前記制御回路は前記測定回路の出力に応じて当該PWM周期内の遮断期間の電源相及び接地相の出力状態を切り替え、開放相の誘起電圧が中性点電位に対して正の時は遮断期間において接地相を接地電源に接続し電源相も接地電源に接続するかまたはハイインピーダンス状態とし、開放相の誘起電圧が中性点電位に対して負の時は遮断期間において電源相を正極電源に接続し接地相も正極電源に接続するかまたはハイインピーダンス状態とすることを特徴とする電動機の駆動方法。
IPC (1件):
H02P 27/08 ( 200 6.01)
FI (1件):
H02P 27/08
引用特許:
出願人引用 (3件)

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