特許
J-GLOBAL ID:201903010541922030
食肉製品の脂肪に占める豚の脂肪の割合の測定法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人川口國際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-209437
公開番号(公開出願番号):特開2019-060878
出願日: 2018年11月07日
公開日(公表日): 2019年04月18日
要約:
【課題】食品中に存在する豚肉を簡易かつ迅速に高感度で検出できる非破壊検出方法の提供。【解決手段】食品試料を厚さ30〜200μmで準備し、又は食品試料を、当該食品試料がそのままの状態を保っている状態で準備し、食品試料にレーザー光を照射してラマン分光装置によりラマンスペクトルを得、当該ラマンスペクトル中から所定の中心波数(ラマンシフト)a及びbのラマンバンドをそれぞれ選定し、ここで、中心波数aのラマンバンドは豚肉に特異的な結晶多形のラマンバンドであり、そして、中心波数bのラマンバンドは結晶状態にある脂肪に特異的なラマンバンドであり、食品試料中の脂肪が結晶状態にある温度において判別式で食品が豚肉を含むと判定する方法を使用する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
食品中の豚肉を検出する方法であって、
食品試料を厚さ30〜200μmで準備し、
当該食品試料にレーザー光を照射して、ラマン分光装置によりラマンスペクトルを得、
当該ラマンスペクトル中から所定の中心波数(ラマンシフト)a及びbのラマンバンドをそれぞれ選定し、ここで、中心波数aのラマンバンドは豚肉に特異的な結晶多形のラマンバンドであり、そして、中心波数bのラマンバンドは結晶状態にある脂肪に特異的なラマンバンドであり、
食品試料中の脂肪が結晶状態にある温度において、
以下の判別式
w = x - c
式中、cは豚とその他の食肉の畜種により求まる閾値であり、及び
xは食品試料中の脂肪細胞に含まれる脂肪の結晶に占めるβ ́型結晶多形の割合により求まる変数であって、
x=(1/r)×(Ia/Ib)であり、ここでIaは当該中心波数aのラマンバンドの強度であり、Ibは当該中心波数bのラマンバンドの強度であり、そして1/rはIaのIbに対する強度補正係数であって、かつrは0より大きい値である、を用いて、
w>0の場合には、食品が豚肉を含むと判定する、
方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (11件):
2G043AA03
, 2G043BA16
, 2G043CA05
, 2G043EA03
, 2G043FA02
, 2G043GA03
, 2G043GB01
, 2G043GB02
, 2G043GB03
, 2G043KA01
, 2G043KA09
引用特許: